水沢出身の政治家、後藤新平(1857―1929)構想のミュージカル(劇曲)『平和』が5月31日、東京都千代田区の内幸町ホールで初上演される。第1次世界大戦へと突入しようとしていた1912年、真の世界平和を問う物語として完成したが、未上演のまま現在に至る。現在、世界のあちらこちらで武力紛争が起きており、日本周辺においても緊張が高まる要素が潜む。政治家が考えたミュージカルという特異な作品を通じ、真の平和を考える機会を提供する。
【1面】
支援ネットワーク強化 第2次自殺対策計画を策定(市)
農業機械センターが移転 旧ライスセンター建物へ 秋の稼働目指す(JA江刺)
【社会面】
物語問う「真の平和」 後藤新平が構想のミュージカル 110年余り経て初上演 都内で来月(内幸町ホール)
老朽化で建て替え奥州署真城駐在所 安心安全の拠点 完成喜ぶ(水沢)
水辺利用 安全に 国交省や市など関係団体 GW前に施設点検(北上川)
快適環境を後世に 金ケ崎でクリーン作戦(町公衆衛生組合連)
【第2社会面】
体制見直し新企画も 総会開き事業計画決める(金ケ崎芸文協)
技術学び地域貢献誓う 木造建築科に2人入校(水沢高等職業訓練校)
会場に響く荘厳な歌声 合唱音楽研究奥州 発表会で『レクイエム』(Zホール)
江戸時代初期に開削され、現在も使用されている農業用水路「寿安堰」。国立天文台OBでNPO法人イーハトーブ宇宙実践センター理事長の大江昌嗣さん(83)=水沢川端=らは、堰建設に用いられた技術を科学的に検証した成果を冊子『胆沢扇状地のむかし』にまとめた。冊子を作製した後藤寿庵顕彰会(高橋栄蔵会長)は、希望者に無料配布している。大江さんや高橋会長は「土木遺産に登録されてもおかしくない、非常に高度な技術が使われている」と、先人たちの知識や技術の高さをたたえている。
【1面】
基本計画 11月にも決定 新医療センター整備巡り市長(市)
町民有志 活気呼ぶ 「してみたい」フェス今年も(金ケ崎)
「夏日」桜輝く 江刺愛宕 県内最高28・2度(胆江地方)
【社会面】
寿安堰 科学的に探る 国立天文台OBの大江昌嗣さんら 検証成果を冊子に(顕彰会10周年)
プレー通し交流促進 愛好者団体 500歳野球を初開催(しんきん森山スタジアム)
黒石パークゴルフ倶楽部20周年 力合わせコース整備 思い出振り返り式典(水沢)
水沢工が優勝(胆江高校野球親善大会)
【第2社会面】
入館500万人を達成 開館から33年で節目(胆沢・ひめかゆ)