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胆江日日新聞
pickup : 熱気、活気 春風とともに 40回の節目 威勢よく(奥州前沢春まつり)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2017-04-17 09:48:57 (311 ヒット)

 奥州前沢春まつり(前沢まつり実行委員会主催)の本祭は、前沢区の七日町や三日町、五十人町などの目抜き通りを会場に繰り広げられた。40回の節目を迎えた今回は、主役の42歳厄年連「雅龍白巳會(がりゅうはくみかい)」(遠藤和幸会長)や25歳厄年連「煌燎迅(こうりょうじん)」(石川翔太会長)、三日町組、地元よさこいチームなど総勢約30団体・1500人が出演。終日好天に恵まれ、踊り手たちは力いっぱいの舞と掛け声で沿道を盛り上げ、前沢のまちを活気づけた。

 同日の胆江地方は、江刺で最高気温23・9度(午後1時1分、盛岡地方気象台調べ)を記録するなど今年最高を更新。陽気に誘われるように、祭り会場は午前10時のスタートから多くの家族連れらが集まり、活況を呈した。
 雅龍白巳會は、オレンジと緑色が目に鮮やかなそろいの衣装で登場。会員約110人が息を合わせ、創作演舞「Life is Beautifulー一念通天 厄払い大作戦」を力強く披露した。遠藤会長は「皆さんの温かい声援や手拍子がとてもうれしく力になる。フィナーレでは最高のテンションで最高の踊りをみせたい」と汗を拭った。
 煌燎迅も、詰め掛けた観客らにパワフルな踊りと笑顔で若さをアピール。アップテンポな音楽に乗せ、「七鳥不乱(しちちょうふらん)」をエネルギッシュに舞った。
 静岡県三島市の吉田久仁子さん(69)=同区三日町出身=は「毎年祭りに合わせ帰省しているが、近年ないほどのにぎわい」と驚いた様子。同級生の郷右近節子さん(69)=同区平前、高野百合子さん(69)=水沢区高屋敷=も「どの団体も衣装が凝っており見ていて楽しい」「若い世代の参加も多く盛り上がりがすごい。これからもずっと続いていってほしい」などと話し、参加者に惜しみない拍手を送っていた。

埋める沿道 郷土愛
40回記念 前沢音頭
総勢1000人 大パレード

 40回の節目を迎えた奥州前沢春まつり。特別企画として16日、「前沢音頭」の大パレードが前沢区三日町の祭典本部前で繰り広げられた。歴代厄年連や一般市民ら総勢約1000人が参加。伝統の踊りで一体感を共有しながら、地域の歴史を後世に伝えていく大切さもかみしめた。
 前沢音頭は、1985(昭和60)年42歳厄年連「申酉会(しんゆうかい)」の創作演舞。昭和20年代、三日町の有志が創作し踊り継いできたものを譲り受け、アレンジを加えて現在の形に仕上げた。
 今回の大パレードには、申酉会をはじめ88年から今年までの42、25歳厄年連全14団体がそろい踏み。各団体は、練習用に制作された同音頭の振り付けDVDを参考にそれぞれ練習を重ね本番に挑んだ。当日は、うちわ片手に参加者全員が息を合わせて踊り、沿道の観客も巻き込みながら一体となった。
 申酉会の菅原繁夫会長(72)は「30年以上前に私たちが踊った前沢音頭を、歴代厄年連の皆さん全員と一緒に踊れるなんて、こんなにうれしいことはない。前沢の伝統として今後も踊り継いでいってもらえたら」と願っていた。
 まつりでは、40回記念イベントとして「あの演舞をもう一度! 歴代厄年連大集合」と題した各団体の創作演舞披露も行われた。
写真上=力強い演舞で沿道の観客を楽しませる42歳厄年連「雅龍白巳會」
写真下=総勢約1000人の踊り手が会場を埋めた前沢音頭大パレード


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