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胆江日日新聞
pickup : 火消し絵巻 絢爛豪華 伝統の日高火防祭(水沢)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2017-04-30 09:54:07 (1422 ヒット)

 ゴールデンウイークに突入した29日、水沢区に本格的な春の到来を告げる伝統の祭典「日高火防祭(ひぶせまつり)」の本祭が水沢市街地で繰り広げられた。かわいらしい“お人形さん”が登場する絢爛豪華なはやし屋台が目抜き通りを巡行し、笛や太鼓、三味線のみやびやかな音色を響かせた。地元厄年連も創作演舞で躍動し、古里に活気を呼び込んだ。

 午前10時40分、日高神社参道入り口付近で遙拝(ようはい)式が行われ、9町組の屋台が勢ぞろい。屋台巡行でも、お人形さんたちが太鼓を打ち鳴らしながら「ヘーヨー」と声を合わせ、火防を祈念した。
 午後に一時小雨がぱらついたものの、本年度奥州水沢42歳厄年連「飛龍陣(ひりゅうじん)」と同25歳厄年連「彩酉漣(さいゆうれん)」が演舞を繰り広げ、古里への感謝の気持ちを体現。集まった同級生たちと心を一つに祭典を盛り上げた。
 日没とともに、ライトアップされた屋台が水沢駅通りに集結。厳かに「揃(そろ)い打ち」と「相打ち」を行い、幻想的な雰囲気に包まれる街並みに歴史絵巻を再現した。

水沢42、25歳両厄年連
感謝体現、情熱の舞

 水沢市街地で繰り広げられた29日の日高火防祭に、賛助出演した本年度奥州水沢42歳厄年連「飛龍陣」(伊藤淳会長)と同25歳厄年連「彩酉漣」(三本松吉成会長)。育ててくれた地域への感謝を創作演舞で体現し、伝統の祭典を熱く盛り上げた。
 各出演団体の先陣を切り、彩酉漣と飛龍陣が創作演舞を市役所本庁前でスタート。午後からは小雨がぱらついたものの、会員たちは熱気をみなぎらせながらパフォーマンスを繰り広げた。
 彩酉漣は、若さあふれるエネルギッシュな舞を披露。最後まで笑顔を絶やさず沿道の市民らに元気を届けた。三本松会長(24)は「厄年連発足当初は不安もあったが、多くの同級生が集まってくれて良かった。常に全力投球の演舞で皆さんに感謝の思いを届けられたら」とはつらつとした表情で話した。
 一方の飛龍陣は、「あじゃら節」を現代風にアレンジした楽曲で祭典に花を添えた。多彩なステップや鈴を使った振り付けもあり、沿道の見物客を魅了した。伊藤会長(40)は「疲れはあるが、仲間たちと一つの目標に向かうことができて最高の気分。テーマの『愛郷感現(あいきょうかんげん)』も演舞で表現できた」と晴れやかだった。
写真上=宵闇に浮かび上がるはやし屋台
写真中=はつらつとした演舞を繰り広げる奥州水沢25歳厄年連「彩酉漣」
写真下=あじゃら節に乗って軽やかなステップを踏む奥州水沢42歳厄年連「飛龍陣」


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