岩手県胆江地域の情報を扱う地方紙。紙面リード記事、市町村や歳時記の紹介。
胆江日日新聞
pickup : 自動車部品塗装の五和製作所(愛知) 前沢に工場、東北初進出 来年8月操業へ立地調印(本杉工業団地)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2017-05-16 09:43:15 (229 ヒット)

 前沢区五合田の本杉工業団地に東北工場を新設する自動車部品塗装業・五和(いつわ)製作所(本社愛知県豊田市、資本金2000万円、安藤尚司代表取締役社長、従業員176人)の立地協定調印式が15日、市役所本庁で行われた。8月に着工し、操業は18(平成30)年8月を予定。当初は幹部候補を含む25人程度の地元雇用を見込み、将来的には80人体制とする方針だ。

 1973(昭和48)年設立の同社は豊田市の本社のほか、九州に2工場、米国に2工場を構える。東北初進出となる工場は建築面積約1400平方メートルの鉄骨造り平屋で、総投資額は約4億円。さびを防ぐ効果が高いカチオン電着塗装を行う計画で、東北で集積が加速する自動車関連企業との取引拡大や現地調達率向上の一端を担う。
 調印式では安藤社長と小沢昌記市長が協定書を取り交わした。安藤社長は「東北工場設立前から、ありがたいことに塗装の引き合いを多数頂いている」とし、取引企業との交通アクセスや生活環境の良さなどを進出理由に挙げた。将来的には地元採用者に工場の経営を任せる予定といい、人材面への期待も示した。年間3ー5億円の売上高を3ー5年後をめどに目指すという。
 小沢市長は「これを契機にますます技術に磨きを掛けられ、日本のものづくりは優秀であると高く評価されるような仕事を発展的に続けていただきたい」とエールを送った。
 来賓の県商工労働観光部ものづくり自動車産業振興室の戸舘弘幸室長が祝辞。東北では自動車部品のカチオン電着塗装を行う企業が少ないといい、「拠点設置は東北の自動車産業にとって待望のもの。地域と一体となった産業振興と人材育成に力添えをいただきたい」と期待した。
 同工業団地は88年に分譲開始し、27社目となる同社の進出により完売。市内9工業団地のうち、分譲区画を残すのは江刺フロンティアパークのみとなった。市内では自動車や半導体製造装置関連を中心に企業進出の動きが活発化している。
写真=立地協定調印式に臨んだ安藤尚司社長(中央)と小沢昌記市長(左)、県ものづくり自動車産業振興室の戸舘弘幸室長


購読のお申込み
困ったときの問い合わせ先
随想・寄稿・文芸などへの投稿
リニアコライダー
胆江地方について
写真

当ホームページに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての著作権は胆江日日新聞社に帰属します。
〒023-0042 岩手県奥州市水沢区柳町8 TEL:0197-24-2244 FAX:0197-24-1281

ページの先頭へ移動