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胆江日日新聞
pickup : 酪農郷に活気運べ 牛飼いジェラート 試作品完成 地域づくりへ加工品第1弾 地元産の牛乳 風味豊かに(金ケ崎町・和光地区の活性化住民組織)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2017-08-09 09:41:28 (215 ヒット)

 酪農を中心とした地域の活性化を図るため、金ケ崎町の和光地区は官民連携による活性化協議会(会長・倉田和弘自治会長)を立ち上げ、和光ブランドの確立や公園化構想に取り組んでいる。本年度は、加工品第1弾としてジェラートの試作に着手。8日、町役場で試食会が開かれ、同協議会委員らが試作品の味を確認した。ジェラートは、15日に同地区で開かれる盆踊り大会や19日に開催される農業まつり&米の日で試験販売。9月10日からは、同地区内にある金ケ崎温泉駒子の湯で毎週日曜日の定期販売を計画している。

 県南随一の酪農地帯を形成している和光地区は、将来にわたって酪農生産を継承し、住み続けられる地域の実現を目指している。16(平成28)年度に、町などとともに同協議会を設立。国の交付金を活用しながら5カ年計画で、地域の強みを活性化につなげる地域づくりに挑んでいる。
 本年度は、昨年度策定した地域活動計画(将来ビジョン)に沿って、和光ブランド確立に向けた加工品の試作や加工施設・公園整備の概略設計を進めている。自治会内の各集落からメンバーを募った和光地区活性化実行委員会(委員長・倉田和弘自治会長)が、▽加工▽公園構想▽研究ーーの3部門に分かれ、推進役を担う。
 加工部門(矢作実部門長)による加工品第1弾のジェラートは、地区内に加工施設がないため、洋野町のおおのミルク工房に製造を委託。甘さ控えめで牛乳の風味を生かした和光ならではの味を目指している。
 「牛乳にこだわった」と矢作部門長。原料の生乳は、遺伝子組み換え飼料不使用の和光産牛乳を使用。牛乳の風味を生かす殺菌方法を採用し、バニラビーンズは使用せず、香料は最小限に抑えた。牛飼いのジェラートとして、牛乳の風味を最大限生かしつつ、おいしさを追求する。
 今後は、チーズやヨーグルトなど加工品の幅を徐々に拡大していきたい考え。工房の建設準備を進めながら、ジェラートも甘さを抑えるなどさらに調整を加え、和光ならではの味を目指していく。
 「再来年度には工房を完成させたい」と倉田会長。「親世代の入植初代が開拓し、自分たち2世代目が経営規模を拡大してきた。子どもたちに当たる3世代目にこのまま引き継ぐのではなく、ブランドとしての誇りを持って酪農経営に取り組めるようにしたい。和光といえば牛飼い、酪農といわれるように頑張りたい」と意気込んでいる。
写真=試作品第1弾の和光産牛乳ジェラート


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