岩手県胆江地域の情報を扱う地方紙。紙面リード記事、市町村や歳時記の紹介。
胆江日日新聞
pickup : 育て未来の馬術選手 児童生徒対象、水沢で教室 競技人口 狙う裾野拡大(県連盟)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2017-08-13 09:34:39 (139 ヒット)

 未来の国体選手育成などを狙いに、県馬術連盟(石川幸司理事長)は、水沢区の水沢競馬場内にある県馬術連盟馬場で乗馬教室をスタートさせた。10月まで全5回の教室を予定。市内外の児童生徒たちが昇級試験を目指し、馬との触れ合いを通じて技術を高めている。
 同連盟は昨年まで、気軽な馬との触れ合いを目的に日曜乗馬教室を開いていたが、乗馬人口の減少で競技者と指導者が減りつつある現状を打開しようと、より実践的な教室の方向性を模索。競技人口の裾野拡大や若いうちから乗馬に関心を持ってもらおうと、県内の小学4年生から高校生までを対象に参加を呼び掛けた。

 教室は、お盆期間中の今月11日ー13日の3日間と10月14、15日の計5日間開講。乗馬の技術だけでなく、馬が何を考え何を求めているかを理解できるようにと、厩舎での世話もカリキュラムに組み込んだ。
 お盆中に行われた教室には、胆江地区を中心に盛岡市や一関市などから小学生と高校生合わせて9人が参加。馬術の指導者資格を持つ同連盟の会員や県立水沢農業高校の生徒たちが指導に当たった。
 厩舎内の作業では、馬が快適に過ごせるように寝床のわらを取り換えたり食事を提供したりと馬の生活をサポート。待ちに待った乗馬では、ゆっくりと歩く「並足」や駆け足程度のスピードの「早足」などに挑戦。児童生徒たちは、騎乗中の目線や姿勢、手綱のコントロールなどに注意を払いながら人馬一体で課題を乗り越えた。
 騎手に興味があり参加したという市立水沢小4年の中山蒼一朗(そういちろう)君(10)。「手綱の扱いがうまくいかなかったけれど、乗っているときの姿勢は上手にできるようになってきた。10月までには馬を完璧にコントロールできるようになりたい」と意気込む。
 10月に行われる教室では、参加者たちの上達に応じて昇級試験を実施予定。同連盟の石川理事長(57)は「競技人口は減りつつあるが、来年度以降はスポーツ少年団の立ち上げも見据えていきたい。地元から若い才能を育てていければ」と願っている。
写真=実践的な乗馬技術の習得を目指す小学生


購読のお申込み
困ったときの問い合わせ先
随想・寄稿・文芸などへの投稿
リニアコライダー
胆江地方について
写真

当ホームページに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての著作権は胆江日日新聞社に帰属します。
〒023-0042 岩手県奥州市水沢区柳町8 TEL:0197-24-2244 FAX:0197-24-1281

ページの先頭へ移動