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胆江日日新聞
pickup : 緊迫する北朝鮮情勢 警戒強める消防本部 NBC訓練 定期的に実施(奥州金ケ崎)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2017-09-12 09:42:01 (465 ヒット)

 北朝鮮の弾道ミサイル発射実験を受け、奥州金ケ崎消防本部(阿部保之消防長)は万一に備え警戒態勢を強めている。ミサイルの破片やロケット燃料の落下を想定したNBC災害対応訓練を今月から定期的に実施。危険区域の設定や要救助者の救護といった手順を確認し、心構えを共有している。

 日本上空を越え太平洋に着弾した8月29日の弾道ミサイル発射実験以降も核実験を強行するなど、北朝鮮を巡る情勢は緊迫の度を増している。ミサイル発射実験は今後も繰り返し行われる恐れがあり、政府は最高レベルの警戒監視態勢を継続している。
 一連の事態を踏まえ、同消防本部も今月3日からNBC(N=核・放射能、B=炭疽菌などの生物、C=サリンなどの化学物質)災害に対応した初の実動訓練をスタート。同本部の全署所で定期的に実施している。
 11日、水沢区大鐘町の同本部で報道陣に訓練を公開。核物質を含んだミサイル燃料や破片が落下したとの想定で、物々しい防護服に身を包んだ救助隊員らが▽危険性の評価▽危険区域の設定▽要救助者の救護ーーといった初動対応に取り組んだ。
 放射線量を踏まえ、落下物を中心に警戒区域とホットゾーン(高線量)をパイロンとテープで囲い、要救助者に見立てた人形を救出。放水で除染を施し救急隊に引き渡した。
 阿部消防長は「できる限りの対応に力を尽くし、何があっても住民を助け出すとの思い。北朝鮮によるミサイル発射実験の危険性がある限り、警戒態勢を維持したい」と話し、今後も定期的に同訓練を実施していく考えだ。
写真=物々しい防護服に身を包み、要救助者を救出する隊員たち


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