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胆江日日新聞
pickup : 自然の光/人工の光 共存問い掛ける 全国巡回 星景写真展 一味違った夜空表現(奥州宇宙遊学館)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2017-09-14 09:36:54 (415 ヒット)

 美しい星空と地上の景色を融合させた星景(せいけい)写真の全国巡回展「天の光 地の灯(あかり)」が、水沢区星ガ丘町の奥州宇宙遊学館(中東重雄館長)で開かれている。建物照明や街路灯など人工的な明かりと、遠く離れた星々が放つ自然の光とを織り交ぜた写真など、34作品を展示。一味違った夜空を巧みに表現し、自然と人類文明との共存の在り方などを見る側に問い掛けている。23日まで(火曜休館)。

 国際連合が2015年を「国際光年」にすると宣言したのを機に、星景写真撮影に取り組んでいる全国の写真家9人が結集。同巡回展実行委員会が主催し、15ー17年の2年間にわたり各地のギャラリーや天文系科学館などで展覧会を開いている。
 同遊学館ではこのうち8人の作品と、市内在住の菊地哲也さん撮影の写真も合わせて紹介。菊地さんは衣川区の長者ケ原廃寺跡や、江刺区の種蒔(まき)桜と星空を絡めた写真を披露している。
 どの作品も基本的に広角系のレンズを使用。地上の景色と星空やオーロラなどの自然現象をフレームに収めている。
 雪山で雲一つない状態を狙って撮影した作品のほか、街の明かりを織り交ぜた作品も。天体の観察や観望、撮影で人工的な光は「邪魔者扱い」されがちだが、一方でそこには人々の営みが存在している。自然の光と人工の光を一つのアングルの中に美しく配置することで、自然と人類文明がどうすればバランスよく共存できるかを見る側に問い掛ける狙いもあるという。
 各写真の説明書きには、撮影データーや撮影者の思いに加え、作品に写っている一等星などの名前や星座図も記してあり、写真の美しさだけでなく、撮影技術や星空に関する勉強もできる。作品を印刷したポストカードも販売中だ。
 期間中の16日には、撮影者の一人で東京都在住の池田晶子さんらが訪れる予定という。
 鑑賞には入館料200円(高校生以下の児童・生徒100円)が必要。問い合わせは同館(電話24・2020)へ。
写真=奥州宇宙遊学館で開かれている星景写真の全国巡回展


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