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胆江日日新聞
pickup : 新コースに声援響く(市継走大会)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2017-10-11 09:59:30 (314 ヒット)

 第7回市継走大会(市陸上競技協会、胆江日日新聞社主催)は9日、水沢区真城のJA岩手ふるさと産直来夢くんを発着点とする5区間18・6キロの周回コースで繰り広げられた。市民らの声援を受けながら、ランナーたちは秋の奥州路を力走。一般の部は総合型真城体育協会が2連覇、オープンの部はオールいさわが2年ぶりの栄冠を勝ち取った。

 昨年までは、同区羽田町の市ふれあいの丘公園を周回する5区間21キロのコースで実施されていたが、比較的平たんなコースでより多くのチーム参加を促し、全市的な大会に成長させようと、今大会からコースを一新。応援や観戦のしやすさなども考慮し、田園地帯が広がる真城と姉体地区を駆け抜ける周回コースを設定した。
 一般の部、オープン合わせて14チーム、高校の部には水沢第一高校がエントリーした。
 開会式で、市陸協の樋口研一会長は「コースをリニューアルし、市全体で大会を盛り上げていきたい。各チームの健闘を祈る」とエール。総合型真城体育協会の佐々木勝郎さん(33)が「感謝を忘れず、地域の模範となるよう最後まで正々堂々と走りぬく」と選手宣誓した。
 午前9時の号砲と同時にランナーたちが一斉スタート。健脚を競い合うように、稲刈り作業を横目に新コースを駆け抜けた。

地元開催で2連覇
総合型真城
圧巻の走りV奪還
オールいさわ

 コースが一新され、好タイムも飛び出した今大会。一般の部は、昨年に続き総合型真城体育協会が1位でフィニッシュ。オープンの部では、オールいさわが他チームを寄せ付けずトロフィーを奪還した。
 今大会から地元真城でレースが行われることもあり「地元で優勝」を合言葉に練習を積み重ねてきた同協会。当初はメンバー集めもままならず、連覇どころか大会出場すら危ぶまれたが、地元開催を原動力にメンバーを集結させた。
 第1走者の三沢望さん(39)は大会初出場。「チームが気持ちを盛り上げてくれた。楽しくて最高のレースができた」と笑顔で振り返る。第2走者の小川壮聖(たけまさ)さん(21)は「今年はメンバーを集めるのに苦労したが、地元で優勝する瞬間を味わえて良かった」と充実の表情を浮かべた。
 全体のトップで3区を迎え「スタートからいい流れで走れて折り返せた。いけると思った」と鈴木琢夫監督(62)。「なんとしても地元のコースで勝ちたかった。声援も選手たちを後押ししてくれた。3連覇へ挑戦する資格を得た。来年も優勝を目指したい」と決意を新たにしていた。
 オープンで優勝したオールいさわは、前回大会で初出場のチームにわずかに及ばず6連覇を逃した。「連覇が途絶えたのはなるべく意識しないようにしていた」とメンバーたち。走者4人が区間賞を獲得する圧巻の走りで再び優勝を手にした。
 1区の千田祐太さん(32)が12分09秒の好タイムでチームに勢いを付けると、その力走に引っ張られるように2ー5区のランナーも激走。千田さんは「継走はスタートが大事。トップでつなげば、後は大丈夫と思っていた。流れをうまく作れた」と自分の役割をしっかりと果たした。
 スピード勝負となる2・6キロの4区。走者の小野寺実さん(43)は「アップダウンが少ないのでスピードを出して走ることができた」と振り返る。「若手メンバーが多い中、1、2区が勢いを付けてくれて後ろを気にせず独走できた。短いコースだったが自分のベストの走りができた」と手応えを感じていた。
 佐々木建監督(60)は「他の駅伝大会も走っているメンバーなのでコースは気にならなかった」と盤石のレース展開を振り返る。「できれば5人全員が区間賞を取りたかったが、良い見本を示せた」と笑顔だった。1区の千田さんは「連覇を狙えるチーム。1年間練習を重ねて、またこのメンバーで優勝したい」と意気込んでいた。
写真上=コースがリニューアルされた市継走大会。号砲と同時に駆け出す第1走者たち
写真中=2連覇を達成した総合型真城体育協会
写真下=2年ぶりの栄冠を奪還したオールいさわ


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