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胆江日日新聞
pickup : 65歳以上の介護保険料 基準年額6000円アップ 次期計画案 市民説明会始まる(市)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2018-01-10 09:38:59 (286 ヒット)

 市高齢者福祉計画・第7期介護保険事業計画(18ー20年度)、市健康増進計画(健康おうしゅう21プラン、18ー22年度)の計画案を巡る市民説明会は9日、胆沢区会場を皮切りに始まった。介護保険は、第1号被保険者(65歳以上)の保険料(基準額)を年額6万6000円(月額5500円)とし、前期から6000円引き上げる方針だ。

 市は15日までの期間に市内5区で市民説明会を開くほか、パブリックコメント(意見公募)も実施している。今月下旬の介護保険運営協議会の答申を経て計画を固める段取り。胆沢区の胆沢健康増進プラザ悠悠館での説明会には市民ら約30人が参加した。
 高齢者福祉事業全般に関わる高齢者福祉計画と、介護保険事業運営のための介護保険事業計画は一体的に策定。団塊の世代が75歳以上となる2025年を見据え、介護・医療・住まい・生活支援・介護予防を包括的に提供する「地域包括ケアシステムの構築」を基本目標に掲げる。
 40歳以上に加入義務がある介護保険は、高齢者の介護を社会全体で支える仕組み。市の第1号被保険者(65歳以上)は人口の約3割に当たる3万8825人(昨年3月末現在)と高齢化が進み、要介護・要支援認定者は7303人(うち第1号被保険者7182人)で今後も増加が見込まれる。
 第1号被保険者の介護保険料(基準額)は、本年度末の介護給付費準備基金保有見込み7億6400万円のうち約5億円を取り崩して補填(ほてん)するものの、年額6万6000円(月額5500円)と前期より6000円の上昇を見込む。前期同様に所得に応じて11段階の保険料区分を設定し、低所得者の軽減措置も図る。
 説明会に参加した市民からは「高齢者が増えていく中で介護分野の人材確保は大きな問題であり、力を入れてほしい」との要望があった。市は、計画的に施設を整備するほか、人材の確保に向け、現在実施している介護職員初任者研修受講料の助成に加え、奨学金返済についての新たな支援制度導入の検討を進めている。
 健康おうしゅう21プランは、「みんなで取り組む健康づくり」を基本理念とし、年代に応じたライフステージごとに▽食べる▽動く▽こころ▽守る(良い習慣など)ーーの四つの重点分野を設定し、取り組み項目をまとめた。
 市民説明会の開催日程は次の通り。
 ▽10日…衣川保健福祉センター(午前10時)、江刺総合支所(午後2時半)▽15日…前沢総合支所(午前10時)、市役所本庁(午後6時半)
写真=胆沢区を皮切りに始まった第7期介護保険事業計画などの市民説明会


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