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胆江日日新聞
pickup : 郷里に活気 華やぐ季節 花曇り吹き飛ばす
投稿者 : tanko 投稿日時: 2018-04-16 09:40:36 (362 ヒット)

 金ケ崎火防祭と奥州前沢春まつりが15日繰り広げられ、祭りの春到来を告げた。前夜からの雨ですがすがしく洗われた空気を厄年連らの演舞や祭りばやしが震わせ、郷里に活気を呼び込んだ。桜も咲き始め、花見シーズンももうすぐ。28ー29日には水沢の日高火防祭、5月3ー4日には江刺甚句まつりもあり、春の胆江地方は一層華やぎをみせる。

金ケ崎火防祭
囃子屋台 2年ぶり巡行

 金ケ崎神社で火防祭祈願式典を執り行い、神輿と稚児行列が町中心部を練り歩き、この一年の防火と安寧を祈った。
 隔年運行の囃子屋台には、小中学生12人が搭乗した。及川あかねさん、高橋真奈さん、藤井月海さん(いずれも中学1年)は三味線に挑戦。「屋台に乗るのは楽しい」と声をそろえ、高橋さん(12)は「三味線は初めてで最初は難しかったけれど、だんだん楽しくなってきた」と話し、堂々とした演奏を披露した。
 囃子屋台の運行は一時期途絶えていたが、同町の生涯教育30周年の記念事業として街地区自治会連合会が09(平成21)年に復活させた。隔年で運行しており、今年が5回目。
 伝統と文化を継承していく体制を整えようと、新たに囃子屋台運行実行委員会を組織。及川之雄実行委員長は「経験者が抜けたことで屋台の組み立ても大変だった」とノウハウ継承の必要性を強調。「今回も街地区外から3人参加しているが、今後は広く町内から参加を募り、屋台運行を継続させていきたい」と意気込んだ。
写真=子どもたちの元気な掛け声とみやびやかな音曲を響かせた金ケ崎火防祭の囃子屋台

前沢春まつり
厄年連 感謝の舞 

 心配された雨も上がり、時折、太陽も顔をのぞかせるコンディションの中、七日町や三日町、五十人町など目抜き通りを会場に本祭が始まった。午前10時から奥州前沢42歳厄年連「白巳躍馬(はくみやくま)会」は、駅通りを皮切りに創作演舞「地粋剛健(ちいきごうけん)」を会場各地で披露。地域への恩返しの思いを込めた演舞を心一つに舞い踊り、会場を熱く盛り上げた。
 白巳躍馬会に負けじと、同25歳厄年連「翠迅華(すいじんか)」もエネルギッシュに演舞。同49歳厄年連や地元のよさこいチーム、前沢一輪車クラブ「アルスノーバ」、児童生徒らも太鼓演奏や踊りを繰り広げ、曇り空を吹き飛ばした。
 午後には、昨年40周年記念企画として行われた前沢音頭大パレードを今年も実施。参加15団体が勢ぞろいし、心を重ねて地域愛を歌った踊りを楽しんだ。
 毎年祭りを楽しみにしているという前沢鵜ノ木の佐々木岩子さんは「息子が42歳厄年連、孫が前沢小学校4年生として祭りに参加しているので例年以上に楽しめた。天気が心配だったが晴れて良かった」と晴れやかな笑顔だった。
写真=雨上がりの祭典会場に活気を呼び込む奥州前沢42歳厄年連「白巳躍馬会」


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