岩手県胆江地域の情報を扱う地方紙。紙面リード記事、市町村や歳時記の紹介。
胆江日日新聞
pickup : 東北道・奥州スマートIC 21日開通 本線直結型は県内初 ETC料金所は一時停止 上下線で異なる出入り口(胆沢小山地内)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2018-04-17 09:40:00 (691 ヒット)

 県、奥州市、東日本高速道路(株)(NEXCO東日本)が進めていた東北自動車道奥州スマートインターチェンジ(スマートIC)は、21日午後3時に開通する。NEXCO東日本は16日、胆沢小山地内の現地を報道機関に公開。県内初となる本線直結型スマートICの概要などを説明した。奥州スマートICは、自動料金収受システム(ETC)を搭載した車両のみ利用できる。料金所では一時停止(一旦停止)する必要があるほか、上下線で出入り口が異なるなど、従来型のICの利用方法と異なる部分があり、慣れるまでは注意が必要だ。

 奥州スマートICは、平泉前沢ICから北へ10・9キロ、水沢ICから南へ6・6キロの地点に整備。総事業費は35億円で、このうち市と県の負担は合わせて12億円。23億円はNEXCO東日本と独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構が負担した。
 県内のスマートICは、東北道矢巾パーキングエリア内に設置された矢巾スマートICに次ぐ2例目。本線に直結している構造は県内初で、NEXCO東日本東北支社管内でも4カ所目という珍しいスタイルだ。
 開通を前に、同支社北上管理事務所は上り線側の施設を報道機関に公開。木下肇・改良担当課長らが施設の概要や効果などについて説明した。計画交通量は1日1200台を見込む。
 水沢や平泉前沢など、従来のICとは異なる構造や仕組みを採用しているため、利用時には注意が必要。奥州スマートICはETCのため、ETC車載器がない車両は一般道から進入することも、本線から流出することもできない。誤って進入した場合は、料金所のインターホンで係員の指示を受け、退出通路でUターンして本線や一般道に戻ってもらう。
 料金所の開閉バーの前では、一時停止が求められる。従来型のICでは、ETCの通信電波が常時出ているため低速で料金所を通過できた。しかし、スマートICではセンサーで車両の一時停止を確認しないと電波が出ない装置を使用。低コスト化が理由で、看板や路面標示などで注意を促している。
 このほか、上り線(仙台・東京方面)と下り線(盛岡・青森方面)とでは出入り口が大きく離れており、こちらも注意が必要。上り線は市道附野下笹森線(サンゴルフガーデン南側)、下り線は県道衣川水沢線(県立水沢農業高校南側)に接続しており、誤って別の入り口に行ってしまわないよう、ICの入り口や周辺一般道には誘導看板が設置される。
 NEXCO東日本では、本年度中に滝沢中央スマートIC、2020年度中に平泉スマートICの開通を目指す。いずれも東北道本線に直接接続する構造となる。
 奥州スマートICの開通式典は21日午前10時半から現地上り料金所付近で。利用開始は同日午後3時からの予定。
写真上=開通が間近に迫った奥州スマートIC。料金所通過時は一時停止が必要となる
写真下=東北道本線に直結している奥州スマートICの出入り口(写真左が下り線。右奥が上り線)


購読のお申込み
新聞広告掲載料金とサイズ案内
困ったときの問い合わせ先
随想・寄稿・文芸などへの投稿
リニアコライダー
胆江地方について
写真

当ホームページに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての著作権は胆江日日新聞社に帰属します。
〒023-0042 岩手県奥州市水沢柳町8 TEL:0197-24-2244 FAX:0197-24-1281

ページの先頭へ移動