岩手県胆江地域の情報を扱う地方紙。紙面リード記事、市町村や歳時記の紹介。
胆江日日新聞
pickup : スマート農業 注ぐ熱視線 自走式草刈り機やドローン 産地の高齢化や担い手不足 省力化、打開の糸口に(胆江集落営農塾)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2018-07-25 09:38:19 (335 ヒット)

 胆江地方集落営農塾(同地方農林業振興協議会、奥州農業改良普及センター主催)のスマート農業講座は24日、金ケ崎町六原の県立農業大学校で開かれた。営農組織の代表者らが自動操舵装置付きトラクターやドローン、自走式無線草刈り機などを間近にし、将来的な導入を検討しながら先端技術に触れた。

 同塾は今月中旬、法人化と水稲の生産性向上を支援する講座を開催。今回は、高齢化と担い手不足が進む農業現場で省力化や高品質生産が図られると期待が高まっているスマート農業技術をテーマにした。同校新規就農者研修の受講生らも参加した。
 同センターの佐々木力所長は「いろいろな技術が農業分野でかなり浸透してきている。『かっこいい農業』をすることで、若手が就農するきっかけになるかもしれない。使い勝手や価格など課題もあるだろうが、使用者の声をメーカーに伝え技術の進歩に役立ててほしい」と促した。
 展示されたのは▽自動操舵装置付きトラクター▽自走式無線草刈り機▽電動式草刈り機▽ドローン▽作業アシストスーツーー。(株)みちのくクボタの担当者から特徴や性能、操作方法などを聞き、一部は参加者が操作を体験した。
 このうち自走式自動草刈り機「スパイダー」は、ウインチを利用すれば最大55度の斜面の除草も可能。高齢化に伴い特に畦畔のり面の草刈り作業に苦労している農家が多い中で、人手不足の解消や従事者の負担軽減につながりそうだ。
 江刺のみずさき営農組合の60代メンバーは「機械の力を借りないと草刈りなどをやっていけない時代が、そう遠くないうちにくる。まだまだ値段が高く簡単に取り入れられないが、興味を持っている」と熱心に見学。
 軽量でエンジン音がないモーターを動力にした草刈り機械については「農地と住宅が近くなっている地域も増えており、これなら騒音で迷惑を掛けることがなくなるだろう」と評価していた。
写真=スマート農業講座で自走式無線草刈り機を体験する参加者


購読のお申込み
新聞広告掲載料金とサイズ案内
困ったときの問い合わせ先
随想・寄稿・文芸などへの投稿
リニアコライダー
胆江地方について
写真

当ホームページに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての著作権は胆江日日新聞社に帰属します。
〒023-0042 岩手県奥州市水沢柳町8 TEL:0197-24-2244 FAX:0197-24-1281

ページの先頭へ移動