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胆江日日新聞
pickup : 自治振興会が学習支援事業 地域の宝 支え育てたい 元教員や高校生 講師に(水沢南)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2018-07-28 09:36:57 (289 ヒット)

 水沢南自治振興会文化教養委員会(菅原由和委員長)は学習支援事業「みなみの『き』」を立ち上げ、27日に初めて市立水沢南小学校で児童を対象にした学習会を開いた。1ー6年生が夏休みの宿題を広げ、ボランティアに教わりながら進めた。同委員会は「子どもは地域の宝。継続的に学習の場を提供し、手助けが必要な子を地域全体で支えたい」と力を込める。

 「気づき」「やる気」「輝き」の三つの「き」育成事業に取り組む同委員会。学ぶ楽しさを体感させ将来的な学力向上につなげたいと、昨年度から「『き』を育てる体験学習」を行ってきた。今夏、新たな展開として学習支援事業をスタートさせた。
 小学生は同校で27日から8月9日までに計4日間、中学生は同3ー9日に水沢南地区センターで計3日間実施。自学自習が基本で、初日は児童22人が学校から出された夏休みの宿題に取り掛かった。地元に住む元教職員や高校生らがボランティア講師を務め、ヒントを与えたり「計算が速いね」「上手に書けているよ」と声を掛けたりして意欲を引き出した。
 成沢杏(もも)さん(4年)は「みんなと宿題ができるので楽しいし、はかどった。分からないところは聞いて書けたよ」とにっこり。妹の李香(りこ)さん(3年)は「家でやっている時と違って、すらすらできた。持って来た宿題は全部終わった」と喜ぶ。
 同委員会は、子ども会育成会連合会や小中学校PTAが主体となり活動している。後藤かおり副委員長(47)は「まずは、学習の場を提供していることを知ってもらいたい。手探りの状態で始めており、どんな支援がどこまで必要か教えてもらいながらやっていければ」と先を見据える。
 児童生徒にはボランティアと接することで、人や地域との関わり方も身に付けてほしいと願う。「周囲に助けを求めたり、課題を克服する力がつく場になれば。地域で子どもたちを育て、そこから大きな輪ができていってほしい」と思いを語っていた。
写真=ボランティアに教わりながら夏休みの宿題に取り組む水沢南小児童


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