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胆江日日新聞
pickup : 郷里の歴史 話芸で学ぶ 講談教室がスタート 地元っ子受講、保護者らも(衣川)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2018-08-10 10:06:35 (277 ヒット)

 世界遺産「平泉」の歴史を講談で学ぶ教室は、10月28日まで全8回の日程で衣川日向の歴史ふれあい館で開かれている。本年度は地元児童10人をはじめ、住民有志4人も加わって「話芸継承の輪」を拡大。子どもからベテラン勢まで愛好者の裾野を広げ、衣川の歴史を語り継ぐ活動に弾みをつける。

 奥州衣川青凜会(伊藤敏男会長)が講師を務め、後進を育成する取り組み。本年度は礼儀作法と表現力を身に付けながら「義経の一の谷合戦」「川西大念仏剣舞誕生」の二大演目を習得する。秋田県横手市の金沢柵での研修会を経て、11月18日の「ジンバ祭り」で稽古の成果を堂々披露する。
 教室初日から青凜会メンバーがマンツーマンで熱血指導。小学生チームは張り扇を携え、声をそろえて「一の谷合戦」の台本を読み上げ、講談の一端に親しんだ。
 初めて受講した藤原芽衣さん(衣川小1年)は「大きな声で元気よく、衣川の歴史を伝えたい」とにっこり。受講2年目の佐藤海咲(みさき)さん(同3年)は「下級生の手本になるよう稽古を頑張る」と気合十分だ。
 昨年、地元児童で構成する「輝凜(きりん)会」が発足し、講談の担い手育成の礎が整った。青凜会事務局長の高橋厚さん(69)は「本年度は保護者らの受講もあり、長年の課題だった中間層の育成にめどがついた。なぜ平泉が世界遺産になったのか、講談を通じて理解を深めてもらいたい」と願う。
写真=張り扇を携え、講談の一端に触れる女の子たち


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