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胆江日日新聞
pickup : 話し合いを可視化 ファシリテーション・グラフィック 合意形成 課題解決 実現に有効な手段 高校生やまちづくり関係者ら手法を学ぶ(市民活動支援センター)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2018-08-21 09:38:33 (240 ヒット)

 市民活動支援センターのスキルアップ講座はこのほど、水沢横町のメイプル地階で開かれた。「話し合いを可視化する」ファシリテーション・グラフィックをテーマに、新たなアイデアを発想し、合意形成や課題解決に結び付ける手法を学んだ。

 地区センター職員や協働のまちづくりアカデミー卒業生ら、高校生から60代までの市民16人が参加。まちづくりファシリテーターでNPO法人あきたNPOコアセンター理事の稲村理紗さんが講師を務め、ファシリテーション・グラフィックの基礎から実践までを教えた。
 参加者は4グループに分かれて、要点や対話を聞き取るトレーニング、まとめ方などを演習した。最後は実際に挑戦。まずは「良い街」について意見を出し合い、ホワイトボードに貼り付けた模造紙に次々と書き出した。次に別の模造紙に、奥州市の良い点と気掛かりな点を列挙していった。
 良い点は自然や祭り、良質な農畜産物、公園が多い、災害が少ないなど。一方、少子高齢化や空き家が多い、産科が少ない、雪かきの大変さ、学校統合などを気掛かりな点として挙げた。
 稲村さんは「繰り返し出てくる言葉や、複数の人が発言している事柄は重要ポイント。日常的にメモを取っていくことで、ファシリテーション・グラフィックの“筋トレ”になる。スキルを更新させていってほしい」とアドバイスした。
 水沢第一高校1年の野口徳人君は「人と話すのが好きで、その内容を可視化するという作業は興味深く、貴重な経験になった。学んだことを、日常生活に生かしていきたい」と張り切っていた。
 ファシリテーション・グラフィック 絵や図を取り入れ、発言の種類により文字の色も変えて話し合いの内容をメンバーに見えるように即興で記録。板書を見ながら議論を進めることで内容を共有し、質を高めていく。模造紙やホワイトボード、白地図の上から書くなどさまざまな方法がある。▽共通認識を持てる▽安心感を与える▽発想を刺激する▽客観的になれる▽記憶・記録に残るーーなどの利点があると言われている。
写真=ファシリテーション・グラフィックに挑戦する参加者たち


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