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胆江日日新聞
pickup : 大雨 大地震 複合災害にも備え 対応力向上へ官民一丸(市総合訓練)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2018-09-03 09:34:27 (257 ヒット)

 市総合防災訓練は2日、市役所本庁と各総合支所、各地区センターなどを会場に実施された。大型台風による大雨と大地震発生という複合災害の想定の下、市民らは真剣な表情で各種訓練に臨み、災害対応力の向上に努めた。

 市地域防災計画に基づく訓練。市民の防災意識啓発を図り、関係機関の連携などを確認する狙い。市や市内自主防災組織、奉仕団体などの関係者と市民らが参加し、官民が力を合わせ▽災害対策本部設置・運営▽ボランティア受け入れ▽情報収集・伝達ーーなどを繰り広げた。
 主会場の一つ、水沢聖天の水沢地区センターでは、午前7時半の非常電源装置と特設公衆電話の設置訓練でスタート。同8時、市役所本庁に災害対策本部が設けられたことを受けて避難所を開設し、無線通信機を使って避難所設置を連絡した。
 その後、次々と地域住民が同センターに避難。給水車が到着し、配布されたビニール製の給水袋で住民らが飲み水などを確保した。
 市職員らは給水袋が何度も使用できること、同封のひもを結ぶと背負えるようになることを説明。市立水沢小4年の菊池俊希君(9)は「袋いっぱいに水を入れると結構重くなったが、背負ってみると通学時のランドセルぐらいで楽に動けた。災害で水道が止まった際は活用したい」と話していた。
 このほか、災害用移動コンロを使った炊き出し訓練や心肺蘇生法実施訓練などを展開。市主催のハザードマップ出前講座もあり、参加者は実践を通しながら災害時の対応について理解を深めた。
 各訓練の現場統括などを担当した同地区センターの小幡哲事務長は、「全国各地で自然災害が多発していることもあり、住民の皆さんも真剣に取り組んでくれた。実際に訓練してみると気付かされることも多く、普段から災害に対して備えておく動機づけになれば」と話した。
 この日は、水沢消防署胆沢分署で市防災演習も行われ、市内の各消防団員らが消防訓練を展開。消防技術の向上を図った。
写真=配布された給水袋を用いて実施された応急給水訓練=水沢地区センター


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