岩手県胆江地域の情報を扱う地方紙。紙面リード記事、市町村や歳時記の紹介。
胆江日日新聞
pickup : 定休日に開店「子供食堂」 勉強の場にも開放 ひとり親家庭で育った田中代表 サポートへ一念発起(胆沢南都田のラーメンショップ)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2019-01-09 09:38:42 (456 ヒット)

 胆沢南都田のラーメンショップ奥州店(田中元代表)は、子どもたちの冬休み期間に合わせ、最大100円のワンコインで食事を提供する「子供食堂」をオープンさせた。ひとり親家庭に育ち、幼少期の食育に思いを寄せる田中代表(34)=水沢西田=は「ひとり親や共働きの家庭が増える中、子供食堂を通じて親子水入らずの時間を過ごし、身も心も満たしてもらえれば」と願う。
 一関市出身の田中代表は、波乱の10代を経て、現在は奥州店を含む県内3カ所でラーメンショップを経営している。自身の経験を生かし、唯一サポートできるのが「料理」と一念発起し、今冬から「子供食堂」を始めた。

 家庭の事情を問わず受け入れ、対等の立場で食事を出せるよう無料ではなく、ワンコイン形式にした。硬貨であれば1円から100円まで支払い自由。早起きの習慣付けにもなればと午前6時31分に店を開け、ラーメン12種類のほか、早朝メニューを用意している。
 目指しているのは、子どもたちが気兼ねなく食事をしたり、勉強したりする場所。定休日に実施しており、食事の後は宿題の場として店内を開放している。農業が盛んな地域に店を構え、市民有志が「食材に使って」などと野菜を届けてくれるケースも徐々に増えている。
 次回のオープンは、15日午前6時31分ー午後3時。食材がなくなり次第終了するので、早めの来店を呼び掛けている。「春休み、夏休みに合わせて開店し、奥州の地に子供食堂を定着させたい。少しずつでも賛同者を増やし、地域全体で子どもたちを見守り育てる機運が高まっていけばうれしい」と夢を膨らませる。
写真=子どもたちの健やかな成長を願い、「子供食堂」を始めた田中元代表(左)ら


購読のお申込み
新聞広告掲載料金とサイズ案内
困ったときの問い合わせ先
随想・寄稿・文芸などへの投稿
リニアコライダー
胆江地方について
写真

当ホームページに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての著作権は胆江日日新聞社に帰属します。
〒023-0042 岩手県奥州市水沢柳町8 TEL:0197-24-2244 FAX:0197-24-1281

ページの先頭へ移動