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胆江日日新聞
pickup : 県南家畜市場で子牛初競り 堅調な推移予想も 10月の消費増税に懸念 繁殖基盤の維持拡大も課題(江刺)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2019-01-10 09:41:35 (389 ヒット)

 江刺田原の県南家畜市場で9日、和牛子牛市場の初競りが行われ、平均価格78万7457円で取引された。昨年は夏以降、好調な枝肉価格と連動し堅調に推移。今年も月ごとで多少のばらつきは見られても、極端に下落することなく進むとの見方が強い。

 取引前の初市式で、JA全農いわての畠山俊彰本部長は「行政と一体になりながら、今後も繁殖基盤の向上に努めていきたい」と決意。保(たもつ)和衛(かずえい)副知事が「堅調な子牛価格は、生産者の日ごろの飼養管理と全国各地から集まる購買者のおかげ。岩手の牛が全国トップブランドとして、これまで以上に拡大していくよう願う」と述べた。
 新規に県有種雄牛を生産した一関市大東町の伊東孝さん、江刺玉里の菊池民雄さんに県有種雄牛造成功労賞を贈呈。鏡開きと牛乳での乾杯の後、餅まきも行われ景気づけた。
 江刺稲瀬の繁殖農家千葉功正さん(71)は「昨年は価格が良かった。今年も確実にいい値段で売れるよう、期待したい。良い子牛を育てるため、飼養環境を整えるなど基本に忠実にやっていきたい」と意気込む。
 昨年の子牛市場は、前半が下げ気味だったものの、好調な枝肉価格に支えられ後半盛り返した。県南全体の上場頭数は前年に比べ増えたが、JA江刺畜産課の菊池廣一課長は「江刺では上場頭数が増えていない。高値が長く続き生産者は頑張っているが、ある程度の頭数を確保するため繁殖基盤の維持拡大に努めていかなければならない」と力を込める。
 今年も大幅な下落はないというのが大方の見方。久保正和県南家畜市場長は「懸念されるのが、10月の消費税率の引き上げ。どう情勢が変わるか読みづらい部分がある」と話していた。
写真=232頭が上場された和牛子牛市場の初競り


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