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胆江日日新聞
pickup : 酪農の郷 雪まつり歓声 にぎわい創出へ初企画 きょうまで 豪雪地域 逆手に(金ケ崎・和光)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2019-02-10 09:40:52 (179 ヒット)

 地域に人を呼び込もうと、和光地区活性化協議会と同地区活性化実行委員会は10日まで、同町西根和光の和光地区研修センターで「子ども雪まつりin和光」を開催している。そり大会や雪上すもう大会を繰り広げ、雪深い冬の和光を体感してもらい、和光産牛乳を使ったメニューの販売などを通して地域産業の酪農をPRしている。
 同協議会は、県内有数の酪農地帯である同地区の活性化につなげようと、16(平成28)年4月に発足。5カ年計画で新たな活性化策を探っている。酪農経営を継承できる体制づくりなど暮らし続けられる環境の整備や、ジェラート、ピザなど和光産食材を使った商品開発を住民主体で進め、和光ブランド形成に向け取り組んでいる。

 雪まつりは、雪が多い地域特性を逆手に取り、地区外から足を運んでもらう機会を創出しようと初めて企画。初日の9日は、センター敷地に隣接する牧草地にコースを特設し、そり大会を実施。幼児、小学低学年、高学年に分かれ、滑った距離を競った。
 同町西根南町の渡辺幸縁ちゃん(2)は、途中で転倒するも体勢を立て直し滑り切った。父泰幸さん(27)、母佳美さん(30)は「怖がるかと思ったが、はしゃいでいたので良かった」とにっこり。同センターのグラウンドに設営されたかまくらにも入り、「自分たちで作ろうと思うと大変なので、体験させるいい機会になった」と親子で満喫していた。
 同協議会の倉田和弘会長(65)は「和光というと、雪で大変という暗いイメージがあり、それを克服したいと企画した。雪は生活には邪魔なものだが、子どもたちにとっては楽しいもの。冬のイベントが今までなかったので、雪で楽しく遊ぶことを通して和光に足を運んでもらう機会を増やしていければ」と期待を込める。
 10日は、すもう大会を繰り広げる。参加無料で午前10時半から受け付け、同11時半に競技を開始。参加者全員に搾りたての牛乳をホットでお振る舞い。スノーモービルの無料体験(午前11時から午後1時まで先着順)や、キッチンカーでのミルクカレー、牛乳ひっつみ汁の販売も。午後2時から餅まきを行う。
写真=牧草地の起伏を利用した特設コースを滑る子どもたち

福俵 豊作へ威勢よく
農はだてのつどい 30回の節目
胆沢

 胆沢の一大祭典「全日本農はだてのつどい」(いさわのまつり実行委員会主催)は9日、胆沢野球場特設会場で開かれた。イベント開始の午後4時の気温が氷点下1・4度(若柳の気象台観測点)と冷え込む中、開催30回の節目を景気づけるように庭田植や直径2・5メートルの福俵引きなどを繰り広げ、農耕文化の一端を新たな時代へ引き継いだ。
 夕闇が迫る中、胆沢地域の小学生による「縄ないチャンピオン決定戦」で幕開け。大松明点火や都鳥鹿踊の群舞などを交え、新年の農作業を始める日「農はだて」をにぎやかに告げた。
 日没後、大畑平庭田植保存会が庭田植を再現。早乙女姿の女性たちは豊作を祈り、苗に見立てた稲わらをテンポ良く植えながら往時の風習を今に伝えた。
 出店田植踊保存会は直径2・4メートル、高さ2メートルの大臼で新米30キロを豪快につき上げ、500食の餅を振る舞った。
 寒さが厳しくなるほど会場の熱気は上昇。厄年連メンバー約180人が祭典の象徴・福俵を引いて豊作坂を駆け上がり、五穀豊穣の運気を呼び込んだ。
写真=重さ8トンの福俵を引き上げ、新年の農作業の始まりを告げた第30回農はだてのつどい


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