岩手県胆江地域の情報を扱う地方紙。紙面リード記事、市町村や歳時記の紹介。
胆江日日新聞
pickup : 誇り胸に最後の卒業式 本年度で閉校する田原中 思い出の学びや 心刻む(江刺)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2019-03-13 09:39:21 (269 ヒット)

 今月閉校する市立田原中学校(村上俊明校長、生徒3人)の本年度卒業式が12日、江刺田原字大平の同校で行われた。父母や地域住民の代表らが見守る中、卒業生2人が卒業証書を受領。在校生と3人で式歌などを合唱し、同校の本年度スローガン「有終完美」を体現して最後の卒業式を締めくくった。

 同校は生徒の減少により本年度末で閉校となる。全校生徒3人と教諭、学校関係者は閉校前の最大の行事である卒業式に向け、準備を重ねてきた。当日の朝も全校生徒で合唱を練習し、式に臨んだ。
 父母や来賓ら約50人による拍手に迎えられ、卒業生の梅原彩奈さん(15)、梅原彩乃さん(15)姉妹が入場。きびきびとした動作で、村上校長から卒業証書を受け取った。
 村上校長は式辞で「卒業おめでとう。5日後には閉校式となる。この一年間大変だったと思うが、君たちは多くの人に感動を与えた。3年生の2人が常に先頭に立ち、全力を尽くす姿が随所に見られた」と評価。「多くの人への感謝を忘れず、これから自分自身の可能性を追求し、自分の信じる道を進んでいってほしい」とはなむけの言葉を贈った。
 唯一の在校生、阿部美結羽さん(13)は「今、お別れの時を迎え、先輩と過ごした日々が思い出される。楽しく学校生活を送ることができたのは先輩方のおかげ。これからは先輩方がつくり上げた伝統を受け継ぎ、江刺一中での生活を頑張ろうと思う」と力を込め、「私はいつでも先輩を応援している」とエールを送った。
 卒業生を代表し、梅原彩奈さんが門出の言葉。「この中学校で過ごした日々は、かけがえのない大切なもの。田原中にとっても最後の一年を最高のものにしようと、全員が一致団結して行事などに取り組んだ。大変なこともたくさんあったが、毎日とても充実していた。それも美結羽さんや先生方の支え、地域の皆さんや家族のおかげ。自分の母校がなくなるのはとても寂しいが、田原中の卒業生であることを誇りに思ってこれからの未来を歩んでいこうと思う」と胸を張った。
 最後に全校生徒で式歌「証」と校歌を心一つに合唱。式後には全校生徒と教諭、父母らが集い笑顔で記念撮影などを通じ、学びやでの思い出を胸に刻んだ。
写真=最後の卒業式で心一つに合唱する市立田原中の卒業生と在校生


購読のお申込み
新聞広告掲載料金とサイズ案内
困ったときの問い合わせ先
随想・寄稿・文芸などへの投稿
リニアコライダー
胆江地方について
写真

当ホームページに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての著作権は胆江日日新聞社に帰属します。
〒023-0042 岩手県奥州市水沢柳町8 TEL:0197-24-2244 FAX:0197-24-1281

ページの先頭へ移動