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胆江日日新聞
pickup : 農村滞在し生活体験 仙台の中学生 10年目の交流スタート(おうしゅう推進協)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2019-05-15 09:40:33 (342 ヒット)

 農村生活体験学習で奥州市を訪れた仙台市立西多賀中学校(高橋知美校長)の2年生97人は14日、前沢古城の古城地区センター近くの水田で田植えを行った。指導役の農家やJA岩手ふるさと職員の説明をしっかりと聴き、苗を丁寧に手植えした。

 おうしゅうグリーン・ツーリズム推進協議会(高橋和彦会長)による同校の受け入れは、09(平成21)年から始まり今年で10年目。生徒たちは15日まで1泊2日の日程で受け入れ先農家23戸に宿泊し、農作業や食事を共にして交流する。
 同校の松倉晶子学年主任は「泥遊びを体験してこなかった世代。生徒たちは泥に対し、期待と不安を入り交じらせてこの日を待っていたようだ」と話す。
 古城地区センターに集合した生徒たちは着替えを済ませ、徒歩で市村吉雄さん所有の水田(8アール)へ移動。苗を手に、線の引かれた田んぼへ足を踏み出した。
 泥の感触に戸惑う姿も見られたが、次第に落ち着きを取り戻し、手際よく作業。大泉花梨さん(13)は「おいしくなあれ」と呪文のように唱えながら丁寧に苗を植えていった。指導役の農家からは「秋にはこの米を送るからな」という声援も。吉岡卓隼さん(13)は「粒が一つ一つ立つようなお米がいいな」と想像を膨らませた。
 終了後の水田には苗が規則正しく並び、同協議会の大内平吉前沢支部長(74)は「手直しの必要がないくらい立派に植えてもらった。100点満点だ」と感心した。出来秋を待ち、収穫された米は精米後に同校へ送られる予定という。
 生徒たちは午後から対面式を経て、前沢、胆沢、衣川、平泉町の各農家へ。15日の昼まで滞在し、農作業の手伝いなどを体験する。
 同協議会は奥州、平泉2市町の農家で構成され、昨年度は17校2498人を迎え入れた。本年度は7都道府県から17校2357人の受け入れを計画している。
写真=田植えを体験する西多賀中の生徒たち


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