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胆江日日新聞
pickup : 春子夫人しのび記録集 来年2月26日発刊へ編集作業 人となり後世へ 生誕160年事業の一環(斎藤實顕彰会)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2019-05-18 09:39:07 (280 ヒット)

 斎藤實顕彰会の本年度総会は17日、水沢吉小路の斎藤實記念館旧宅で開かれた。昨年度から展開してきた生誕160年記念事業の締めくくりとして、本年度は春子夫人の記録集を作製。斎藤の命日に当たる来年2月26日の発刊を目指し、編集作業を進める。9月には春子夫人をしのぶ座談会も予定しており、内容を盛り込む計画だ。

 総会で吉田英男・前会長は、昨年10月に開催した斎藤生誕160年祭の成功を振り返り「本年度は、晩年を水沢で過ごした春子夫人の顕彰活動に力を入れたい。いろいろな方の声を集め、夫人の人となりを伝える本を作製するため協力を」と呼び掛けた。
 春子夫人の記録集は、昨年度から編集に着手。直接、間接的に関わりがあった人たちから寄せられた原稿のほか、夫人自作の短歌や記念館資料などを掲載する。関係者への聞き取りも行い、「思い出・逸話・証言」をまとめ後世に継承する。タイトルには、1936年に斎藤が凶弾に倒れた二・二六事件で春子夫人が青年将校らに放った言葉「うつなら この私をうってください」を選んだ。
 同顕彰会は本年度、▽斎藤夫妻をしのぶ短歌大会▽墓前祭▽新資料の収集と整理、公開▽ゆかりの地訪問・視察ーーなどにも取り組む。役員改選では、新会長に菅原志保子さんを選任した。
 菅原会長は、水沢の3偉人顕彰会が共催する「冬の3館ウオークラリー」に触れ、「子どもたちと一緒に顕彰活動をしていく必要がある。親子で話題にしてもらえるような事業を大切にし、功績を広めていきたい」と力を込めた。
 春子夫人(1873ー1971)は、水沢出身で第30代総理大臣を務めた斎藤實(1858ー1936)と結婚。夫を支え、二・二六事件では自らも銃弾を浴びた。��年、戦火を逃れて水沢へ疎開。99歳で亡くなるまでの26年間、夫の故郷で暮らし、水沢名誉市民章を受けた。
写真=斎藤實顕彰会総会であいさつする菅原志保子新会長


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