岩手県胆江地域の情報を扱う地方紙。紙面リード記事、市町村や歳時記の紹介。
胆江日日新聞
pickup : 見て感じ注意力高める 胆沢中で交通安全教室 事故の恐ろしさも再現 京都で起きたスタントマン死亡受け入念な打ち合わせ経て実施(JA共済連)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2019-06-07 09:39:46 (310 ヒット)

 全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)は、地域における交通事故の未然防止活動に力を入れている。県内では県警察本部やJAと連携し、県警の主導で12(平成24)年度から自転車交通安全教室を実施。プロのスタントマンが目の前で交通事故を再現する「スケアード・ストレイト教育技法」を取り入れている。危険走行に伴う事故を疑似体験することで、注意を促すのが狙いだ。スタントマンによる事故再現に関しては今年4月、京都市内でスタント中の男性が死亡した事故が発生しており、今回は入念な打ち合わせを経て実施された。

 本年度事業のスタートを切った6日、胆沢中学校(鈴木雅司校長、生徒392人)で交通安全教室が開かれた。胆沢南都田の同校校庭に参集した生徒や関係者ら約450人は事故の恐ろしさを体感し、交通ルール順守の意識を高め合った。
 県内の中学校と高校から毎年4校が選定されるが、今年は昨年度から「自転車安全利用モデル校」の指定を受ける胆沢中が選ばれた。胆江地区では17(平成29)年の水沢南中に続き2校目。
 実演役には全国有数のスタント集団・スーパードライバーズ=東京都狛江市=を招いた。スタントマンは寸劇を交えながら、危険な乗り方や事故の起こりやすい状況を再現。乗用車が自転車に突っ込み、ドンという音とともにダミー人形が宙を舞うと、会場からは悲鳴やどよめきが巻き起こった。
 並進走行やスマートフォンを見ながらの運転など、ルール違反が事故を招く様子も伝えた。車の内輪差を体験する場面では、人に見立てたコーンが大型トラックの後輪に巻き込まれ、次々になぎ倒された。「車道との境目は危険。交差点では大きく3歩下がって待って」と呼び掛けた。
 同校3年の松戸快誠さんは「ルール違反が事故につながると実感した」。同2年の阿部こころさんは「少しの間違いや油断が事故を引き起こす。あらためて気をつけていきたい」と話した。
写真=スタントマンの再現で事故が起こりやすい状況を伝えた胆沢中学校の交通安全教室


購読のお申込み
新聞広告掲載料金とサイズ案内
困ったときの問い合わせ先
随想・寄稿・文芸などへの投稿
リニアコライダー
胆江地方について
写真

当ホームページに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての著作権は胆江日日新聞社に帰属します。
〒023-0042 岩手県奥州市水沢柳町8 TEL:0197-24-2244 FAX:0197-24-1281

ページの先頭へ移動