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胆江日日新聞
pickup : 登下校 安全確保いかに 高齢化で減少傾向、緊急時対応難しく 市内学校担当者ら情報交わし課題共有(スクールガード)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2019-06-08 09:39:36 (427 ヒット)

 登下校児童の安全を見守る市内の「スクールガード」は、地域住民の高齢化による登録者の減少傾向、事件発生や悪天候時の緊急的な対応の難しさなどの課題を抱える。全国で児童らが犠牲になる犯罪や事故も起きる中、市内小学校の副校長や教諭、スクールガードリーダーが集まり活動の在り方について情報を交換。奥州署などが発行する「子ども見守りステッカー」の活用が防犯活動に効果があるとして、普及拡大を求める声も上がった。

 情報交換会はこのほど、市役所江刺総合支所で開かれた。同署生活安全課の高橋充志課長は、見知らぬ人からの声掛けや写真を撮られたなどの脅威事犯が、18年中に同署管内で53件あったと報告。うち27件の行為者を特定した。37件が幼児から高校生までの子どもを対象にした事案で、特に下校時間帯である午後3ー5時台に集中している。今年の認知件数は2日現在11件となっている。
 同署などは昨年度、高齢者や障害者施設の利用者送迎車に取り付けるステッカーを配った。防犯ボランティアにも配布し、ステッカーを貼った車両約250台が見守り活動を行っている。高橋課長は「ステッカー付きの車を増やしたい」と活用を呼び掛けた。
 意見交換では5グループに分かれ、各校が活動状況を報告し同リーダーが助言した。急な時間変更の連絡徹底や、保険加入などの課題が出された。スクールガードの減少については、「学校や地域から呼び掛けていきたい」とした。「事件が発生した時、どこまで協力を求めることができるのか」といった声もあった。
 市では登下校時の子どもの安全確保を目指し、06(平成18)年度にスクールガードの取り組みを開始。本年度は市内26小学校で、前年度を53人上回る計1513人(PTA426人)が登録している。
写真=市内小学校担当者とスクールガードリーダーが出席した情報交換会


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