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胆江日日新聞
pickup : 若き伝統工芸士誕生 佐秋鋳造所の佐藤圭さん41歳 組合で最年少(水沢羽田町)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2019-06-11 09:40:15 (352 ヒット)

 水沢羽田町の鋳造工房、佐秋鋳造所の佐藤圭さん(41)が南部鉄器の伝統工芸士に認定された。市内の鋳造業者で構成される水沢鋳物工業組合(佐藤庄一理事長)の中では最年少での登録。佐藤さんは「これからも皆さんに喜んでもらえる鉄瓶を生み出していきたい」と力強く話している。

 佐藤さんは1978(昭和53)年に同町に生まれ、祖父・秋雄さんが69年に創業した工房を間近に見ながら幼少期を過ごした。水沢工業高校を卒業後、バーテンダーを目指し上京したが、04年に水沢へ戻り本格的に南部鉄器の製造に取り組んだ。
 「少年時代、父から『人間国宝になれ』と言われた」と佐藤さん。「最初は近所の職人たちに技術を聞いて回る毎日。皆さん一人一人、違った特徴があると気づき、多くのことを吸収できた」と振り返る。
 伝統工芸士になるには、国が定める伝統工芸品の製造実務経験を12年以上積むなどの条件を満たす必要がある。佐藤さんは昨年10月に筆記と実技の試験を受け、今年2月に合格通知を手にした。
 無事、認定を受けた佐藤さんは「素直にうれしい。実力を試そうと受けたが、お客さまのために作るという日々の姿勢が合格につながった。今後はより職人のかっこよさを見せ、若い力を育てていきたい」と意気込んだ。
写真=「南部鉄器業界をもっと盛り上げたい」と決心する佐藤圭さん


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