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胆江日日新聞
pickup : 住民交流深め10年 地区民写真展が開幕 連続出品 感謝状贈り節目祝う(金ケ崎町北部地区)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2019-06-12 09:40:42 (161 ヒット)

 金ケ崎町北部地区で年1回開かれる地区民写真展が、10年目を迎えた。過去最多となる82人が出品した本年度の展示が11日、同地区生涯教育センターでスタート。初日は、10回連続で作品を寄せた地区民へ感謝状を贈り節目を祝うとともに、それぞれの力作を鑑賞しながら親睦を深めた。同写真展実行委の及川勇治代表(70)=同町西根二ツ堤=は、「地区の皆さんが出品してくれるからこそ続けてこられた」と感謝し、写真を介した住民交流の一層の深まりに期待した。

 白鳥の撮影で知られる写真愛好家の及川代表が県職員を退職後、「お世話になってきた地元に恩返しができれば」と地区民写真展を企画。周囲の賛同を得て、10(平成22)年度に1回目の開催にこぎ着けた。同実行委と同センター(後藤一行所長)が共催する。
 一般的な写真コンクールとは異なり、あえて審査や表彰は行わず、地区民が気軽に楽しめるよう工夫。展示を通じて、普段やりとりする機会の少ない出品者同士の会話が弾むこともあり、及川代表は「写真で地区内のコミュニケーションがさらに高まれば何より」と手応えを示す。
 初回に35人だった出品者数は右肩上がりに増加。当初は撮影に疎い出品者も目立ったが、回を重ねるごとに「レベルは上がっている」(及川代表)という。
 今年は昨年より4人多い82人が自信作を寄せ、うち2割は地区外からの出品となる。会場には152作品が所狭しと並び、家族やペット、花々や田園風景に加え、国内外の旅先で写した思い出の1枚など、多彩な写真が来場者の興味を引いている。
 11日には、展示会場で記念セレモニーを開催。10年連続で出品した地区民13人のうち、出席した6人に及川代表が感謝状を手渡し、10年の節目を共に祝った。
 例年賛助出品している高橋由一町長と伊藤雅章町議会議長もセレモニーに招かれ、高橋町長は「写真展の継続が地域活動のエネルギーにもなっている」とたたえた。
 感謝状を受けた石母田幸一さん(73)=同町六原堂所森道下=は、今展に北上川の風景写真2点を出品。「昔から写真が好き。真実を写せるのが魅力で、これからも撮影を続けたい」と意欲的だ。
 千葉昌子さん(63)=同町西根掛越=は「決して上手ではないが、写真は好き」とうれしそう。出品する写真を撮るために家族旅行に出掛けることもあり、「展示作品を家族と一緒に選ぶのも毎回楽しみ」と声を弾ませる。
 後藤所長(69)は「写真展を今後も続け、地域の活性化につなげたい」と話す。
 展示は7月7日まで。最終日を除き、平日午前9時から午後5時までなら、誰でも鑑賞できる。最終日は同3時まで。入場無料。
写真=10回目を迎えた金ケ崎町北部地区民写真展。記念セレモニー後に作品を眺めながら歓談する地区民ら


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