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胆江日日新聞
pickup : 10月公演へ成功誓う 「でんでら国」旗揚げ キャストら気合十分(金ケ崎町民劇場)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2019-07-11 09:35:30 (161 ヒット)

 第11回金ケ崎町民劇場「でんでら国〜ワシらは捨てられたのではない!ここで生き直すのだ!!」が9日夜、旗揚げした。同劇場実行委員会(板宮成悦委員長)の役員やスタッフ、キャストら約40人が、町中央生涯教育センターに集い、成功を目指して一丸で取り組もうと誓い合った。公演は10月6日午前と午後の2回。稽古は6月7日にスタートしているが、今後は週2回のペースで行い、舞台の質を高めていく。

 同町在住の作家、平谷美樹さん(59)の同名小説が原作。江戸末期の陸奥国で繰り広げられる農民と代官の知恵比べを描く痛快時代劇だ。姥捨て伝承も盛り込み、高齢化が進む現代に通じるテーマを織り交ぜる。
 脚本は、町民大学シナリオ講座の受講者でつくる「チーム*あすたりすく」の6人が、平谷さんの助言を受けながら共同で制作。演出は昨年に引き続き、小原優子さん(66)が担当する。
 旗揚げ式で、及川紀美子団長(78)は「皆で協力して大成功に導こう」と決意表明。「頑張ろう」の掛け声とともにキャストらがこぶしを突き上げ、本番での成功を共に誓った。
 板宮委員長(70)は「感銘深い町民劇を演じる喜びを感じながら取り組んでほしい」と出演する子どもたちを激励。小野寺正徳副町長は「町民劇場を機に活動の輪が広がれば、町の文化振興にもつながるはずだ」と期待した。

あらすじ

 江戸末期、陸奥国の外館藩西根通大平村には、60歳になると村での役割を全て解かれ、御山参りをする習わしがあった。食いぶちを減らすための姥捨ての旅ともささやかれていた。大平村はどんな厳しい飢饉の年も、きちんと年貢米を納める。代官所は、食いぶちを減らすだけでなく、隠田を開墾しているのではないかと村人を疑い始める。隠田を持つことは死罪に当たる。真実を悟られまいとする農民と、それを暴こうとする代官の知恵比べが始まる。
写真=こぶしを突き上げ、気持ちを高めた金ケ崎町民劇場の関係者ら


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