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胆江日日新聞
pickup : 目指せ、ユネスコ世界無形文化遺産登録 保存伝承へ勇壮な舞 剣舞の4団体 後押し呼び掛ける舞台(胆沢文化創造センター)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2019-10-08 09:38:29 (160 ヒット)

 趣向を凝らした衣装をまとい、太鼓や笛のはやしに合わせて踊る民俗芸能「風流」。今年2月に世界無形文化遺産登録へ向けて保存・振興連合会が設立されたのを受け、今月6日、胆沢文化創造センターで特別公演会が繰り広げられた。県南の剣舞4団体が勇壮な舞を披露し、地域住民へ保存伝承活動への支援を呼び掛けた。

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産登録を目指すのは、全国の33団体による「風流」連合会。本県からは、国指定重要無形民俗文化財・鬼剣舞の保持団体「鬼剣舞連合保存会」が加盟している。
 公演は、ユネスコ登録の後押しを図ろうと市教育委員会が主催した。同保存会に所属する▽朴ノ木沢念仏剣舞保存会(胆沢)▽川西大念仏剣舞保存会(衣川)▽岩崎鬼剣舞保存会(北上市)▽滑田鬼剣舞保存会(同)――の4団体が出演。ゲストとして江刺の鹿踊り保持団体・金津流鶴羽衣鹿踊保存会も駆けつけた。
 このうち地元の朴ノ木沢念仏剣舞保存会は2演目を熱演。「本剣舞」で太鼓をたたきながら踊る「胴踊り」に挑んだ高橋由衣花さん(7)と佐々木よつばちゃん(6)は、息をそろえて打ち踊り「みんなの前で踊るのが楽しかった」と表情を輝かせた。「一人怒者(熊払い)」で武者の亡霊になりきり荒々しく舞った三田恭諭さん(37)は「客席からの拍手がやりがいにつながる。まずは今まで通り、目の前の舞台で一生懸命踊っていくだけ」と笑みを広げた。
 同剣舞保存会の三田一男会長は「地元の人にこそ伝承活動を知ってもらいたい。遺産登録に向け支持を得たい」と力を込めていた。
写真=古代の武士にふんし「本剣舞」を踊る朴ノ木沢念仏剣舞保存会


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