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胆江日日新聞
pickup : カフェ形式 意見自由に 市民懇談会スタート 分野テーマ別、20日まで4会場(市議会)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2019-11-06 09:41:11 (185 ヒット)

 市議会(小野寺隆夫議長)の「市民と議員の懇談会」は5日、始まった。本年度も、少人数のグループで意見交換するワールド・カフェ形式を採用。テーマに沿って当事者や支援団体メンバーらが、ざっくばらんに思いを語り合った。市議は政策提言につなげるため、参加者一人一人の声に熱心に耳を傾けた。

 懇談会は市議会市政調査会(小野寺重会長)が実施主体で、10(平成22)年度に始まり14回目。総務、教育厚生、産業経済、建設環境の各常任委員会でテーマを決め、20日まで計4会場で開く。自由な雰囲気で議論してもらおうと、昨年度に続きワールド・カフェ形式を取り入れた。
 初日は教育厚生常任委(高橋政一委員長、委員6人)の担当で、「障害のある人もない人も暮らしやすい奥州市をつくろう」をテーマに据えた。会場の水沢地区センターには障害者や社会福祉法人職員、関係団体メンバーら23人が集まった。
 高橋委員長は「市民の声を施策に反映させ、市民に開かれた議会を目指し取り組んでいる。その一つが懇談会の開催」とあいさつ。昨年度と同じ主題を設定した点について、「『障がいのある人もない人も共に学び共に生きる岩手県づくり条例』の市版が必要ではと考えている。そのために皆さんの声をもっと聴き、実情をつかみたい」と協力を求めた。
 6班に分かれて、市議が各班でホスト役を務めた。途中でグループ構成を変えながら、日ごろ抱えている不安や不満、行政への要望などを伝えた。
 参加者は公共交通の不便さ、教育の重要性、支援者の不足などを指摘。災害対応に関しては、個人情報の壁が地域で要支援者を把握できない状況をつくっているとの意見もあった。
 難聴者らが集う「お花指(はなし)会」の増井カヨ子さん(72)=水沢真城=は中途失聴者。子どもたちが障害者と接する機会をつくるなど、教育の大切さを訴えた。「私はボランティア活動が生活の喜びになっているが、一人になると聞こえない現実に心細くなり心が沈んでしまう時がある。障害がある人が前へ出なければ、周囲の人に分かってもらえない。これからも人とのつながりで自らを高め、明日につながる生き方をしたい」と話していた。
写真=市民と議員の懇談会がスタート。ワールド・カフェ形式でざっくばらんに意見交換した


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