岩手県胆江地域の情報を扱う地方紙。紙面リード記事、市町村や歳時記の紹介。
胆江日日新聞
pickup : 百鹿 思い一つに 即位祝う国民祭典 皇居前で9日披露 郷土芸能の先陣切り(奥州江刺百鹿大群舞)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2019-11-07 09:38:03 (863 ヒット)

 天皇陛下の即位を祝い9日に開催される国民祭典で、市内から出演する「奥州江刺百鹿大群舞」。約100人の踊り手がそれぞれの思いを胸に、鹿踊り団体の流派を越えて挑む。4度目の晴れ舞台を踏む人、親子や夫婦で臨む人ーー。市江刺鹿踊保存会の菊池司会長(72)は「100人が一体となり百鹿を完成させ、奥州と岩手、鹿踊りの魅力を存分に発揮してきたい」と意気込む。

 国民祭典は、天皇陛下御即位奉祝委員会など3組織が主催する。誰でも見ることができる奉祝まつりと、招待者が出席する祝賀式典の2部構成。約6万人の参加が見込まれる。
 百鹿の奉祝行事出演は4度目。市内の鹿踊り団体に呼び掛け、岩谷堂高校を含む江刺12団体から踊り手102人が奉祝まつり・祝賀パレードに加わる。世話人と市天皇陛下御即位奉祝行事派遣実行委員会のメンバー合わせて、150人が現地へ向かう。
 音楽隊と郷土芸能から成る祝賀パレードで、百鹿は全国から集まる郷土芸能15団体の先頭に立つ。皇居内堀通り570メートルを練り歩き、約30分間に計4回の演舞を披露する。
 このほど、市役所江刺総合支所多目的ホールで最後の全体練習が行われた。踊り手と世話人が最終チェックし、菊池会長は「しっかり腰を落とし腕を張り、整然とパレードを」とげきを飛ばした。
 鹿踊り歴約40年で、4度目の奉祝行事出演を予定する奥山行上流餅田鹿踊の及川勝裕さん(54)=江刺岩谷堂=は「奉祝行事に出られるのは今回で最後との思いで、皆さんに喜んでもらえる踊りをみせたい」と話す。
 夫婦共演を果たすのは行山流角懸鹿躍の菅野至さん(44)、知世さん(37)=江刺玉里。知世さんは「良い経験をさせてもらう。特に列を合わせるところを気を付け、完成した百鹿を見せたい」と笑顔。中立の補佐役の加勢中を務める至さんは「夫婦でこのような機会を得られて、うれしい。奥州市の看板を背負っていくので、恥じない踊りをしてきたい」と力を込めた。
写真=全体練習に臨む「奥州江刺百鹿大群舞」=10月下旬、市役所江刺総合支所


購読のお申込み
新聞広告掲載料金とサイズ案内
困ったときの問い合わせ先
随想・寄稿・文芸などへの投稿
リニアコライダー
胆江地方について
写真

当ホームページに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての著作権は胆江日日新聞社に帰属します。
〒023-0042 岩手県奥州市水沢柳町8 TEL:0197-24-2244 FAX:0197-24-1281

ページの先頭へ移動