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胆江日日新聞
pickup : さらば上姉体幼稚園 思い出胸に園歌斉唱 62年続いた歴史に幕(水沢)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2020-02-23 09:35:56 (302 ヒット)

 水沢姉体町字稗田下の上姉体幼稚園(小野寺章園長)の閉園式が22日、水沢東町の水沢グランドホテルで開かれた。同園の職員や元職員、教育関係者ら約30人が出席し、今月8日に行われた園舎開放の様子を撮影した動画の鑑賞や園歌の斉唱を通じ、62年間続いた園の歴史に思いをはせた。
 同園は1957(昭和32)年4月1日に私立二葉幼稚園として個人宅に創設。59年から市立幼稚園として認可された。園児数の減少から市教育委員会が2018(平成30)年8月、19年度の入園児募集を停止。在園児4人も別の園へ移ることが決まり昨年4月から休園に。同8月まで入園に関する問い合わせはなく閉園が決定した。

 閉園式は市が主催。小沢昌記市長は「巣立った子たちが未来へ大きく羽ばたいてほしい」とあいさつ。17年度から同園で子どもたちを見守ってきた小野寺園長(63)は「地域の方々や他の園との交流も盛んに行われ、多数の人的財産に恵まれた場所。園児たちもお遊戯の練習や制作活動を通じ、一人一人が満足した表情で過ごしていて日々の成長を実感できた。園での良き思い出を根っこにすくすく育ってほしい」と願った。
 閉園事業実行委員会(千枝宗貴委員長)が、園舎開放した際の様子を収めた「思い出の園舎DVD」を上映。卒園者や保護者、元職員らが懐かしい園舎で旧交を温める様子が流れたほか、園での出会いがきっかけで結婚した夫婦も紹介された。来園者の寄せ書きが披露される場面もあり、目頭を押さえる人の姿も見られた。
 上映後は園歌を声高らかに斉唱。小野寺園長が小沢市長に園旗を返納し、1070人を育てた園に別れを告げた。
 千枝委員長(46)は「娘2人も卒園している思い出の場所。寂しさと感謝の気持ちでいっぱい」と話した。
写真=閉園式で園歌を斉唱する小野寺章園長(左)ら


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