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胆江日日新聞
pickup : 東京五輪 1年延期 聖火リレーも見合わせ 県や関係自治体 情報収集追われる(新型コロナ)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2020-03-26 09:36:39 (182 ヒット)

 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い、今夏予定されていた東京五輪・パラリンピックの延期が正式決定した。戦争により中止した例はあるが、延期は史上初。26日に予定されていた聖火リレーのスタートも見送られ、あらためて日程を設定する。6月には胆江2市町を含む県内28市町村を駆け抜けるスケジュールだったが、延期決定から一夜明けた25日、県オリンピック・パラリンピック推進室をはじめ、関係市町村の担当課は情報収集などに追われた。

 東京五輪は7月24日ー8月9日、パラリンピックは8月25日ー9月6日の日程でそれぞれ予定されていた。
 当初、国際オリンピック委員会(IOC)や東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(大会組織委)、日本政府には予定通りの開催を強調していた。しかし、新型コロナ感染症が地球規模で広がり、日を追うごとに事態は深刻化。大会の延期、中止を求める声が多方面から上がる中、24日夜、IOCのトーマス・バッハ会長と安倍晋三首相が電話会談。安倍首相は、選手や観客の安心・安全の確保が最優先との観点から「おおむね1年程度、延期することを軸に検討してほしい」と提案し、バッハ会長が同意した。
 これを受け、IOCは臨時の理事会を開き1年延期を全会一致で承認。五輪後に開催する障害者スポーツの祭典・パラリンピックについても、国際パラリンピック委員会(IPC)が延期に合意した。
 五輪延期に伴い、26日に福島県内からスタートする聖火リレーも実施を見合わせる。ギリシャ・アテネで採火した聖火は、20日に空路で宮城県の航空自衛隊松島基地に到着しており、「復興の火」の名称で東日本大震災被災地を巡回。22日から23日かけては岩手県沿岸部などでも展示された。
 聖火は24日に福島県内に到着済み。「復興の火」セレモニーや展示イベントも行われていた。大会組織委は、五輪の延期日程に合わせ新たな聖火リレー日程を定めるとしており、当面福島県内で保管するという。
 岩手県の達増拓也知事は25日、県庁内で報道陣の取材に応じ「予定通りに行われないことは残念だが、今、日本、世界が新型コロナウイルス感染症に立ち向かっている時。まずはコロナウイルス対策をしっかりやり、世界が一つになって東京五輪、パラリンピックをやれるような形にすることはその通りだと思う」と述べた。
写真= 水沢大町のNTT東日本局舎前に掲げられた東京五輪開幕までと県内聖火リレー開始までの日数を伝えるデジタル掲示板。25日正午の時点では、当初予定に沿った「121日」の表示になっていたが、掲示板は同日中に撤去された。


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