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胆江日日新聞
pickup : 開催予定日の朝迎えた仮装ランナー 来年「2年分楽しむ」 一人フルマラソンも(奥州きらめきマラソン)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2020-05-18 09:39:11 (345 ヒット)

 新型コロナウイルスの国内感染拡大を受け、第4回大会が中止されたいわて奥州きらめきマラソン。仮装ランナーとして出場し、第1回大会から盛り上げてきた前沢白山字川岸場の農業千田健さん(67)は大会が開かれる予定だった17日の朝を迎え、「来年の状況はまだ不透明だが、開催できるならば2年分楽しみたい」と誓う。千田さんと共に仮装ランナーとして出場していた公務員鈴木まゆ子さん(48)=前沢白山字清水畑=は、大会前日と当日に当たる16、17の2日間で計42・195キロを走った。「声援がある中で走りたかったけれど、自分を納得させるために2日かけてフルマラソンを走った。今年は練習の年と思って走っている」と気持ちを切り替えていた。

 今年3月に中止が決まった第4回大会。多くのランナーが集まるスタート時の密集状態が解消できないのに加え、公共交通機関や更衣スペースなどでランナーやボランティアスタッフの安全が確保できないと判断した。フルマラソンと10キロ、2キロの3部門に45都道府県から5500人以上がエントリーしていた。
 千田さんは過去3回の大会で、仮面ライダーやCー3POなど老若男女に親しまれるキャラクターに扮してフルマラソンを走り、鈴木さんら仮装ランナー仲間と共に大会を盛り上げてきた。加えて、コース上にある自宅前に私設エイドを設け、家族や近隣住民が仮装姿でランナーに飲料水や食べ物を配るなど、側面からの盛り上げにも一役買っていた。
 他地域での大会にも仮装ランナーとして出場し、年間30大会前後に出走していた千田さん。今年は新型コロナの影響で軒並み中止となり、半年以上大会に参加していない。週に4、5日は走って体を保ち続けているが、「ここまで大会に出られなかったのは初めて。目標がないと練習する気になれない」と肩を落とす。
 今年の仮装は、アニメ映画「トイ・ストーリー」の人気キャラ「バズ・ライトイヤー」に決め、細部までこだわり抜いた衣装を製作していた。レースでのお披露目が先送りになり、「きょうは走りやすい天気で、今頃は羽田か黒石の辺りを走っていたのかな」と思いをはせる千田さん。「コロナによる自粛期間は、自分の生活を見つめ直すいい機会。カメラを持って走り自然を楽しむのも面白い」と笑顔を広げた。
写真=バズ・ライトイヤーに扮する千田健さん(左)とイモトアヤコさんに扮する鈴木まゆ子さん


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