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胆江日日新聞
pickup : 新型コロナ 環境美化活動も阻む 国道4号「フラワーロード」 市民植栽 初の中止 運営委、業者へ作業委託(水沢佐倉河)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2020-05-22 09:40:30 (229 ヒット)

 水沢佐倉河の国道4号金ケ崎バイパス中央分離帯にある「水沢フラワーロード」で、毎年6月上旬に繰り広げられているラベンダーなどの植栽作業は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止が決まった。1982(昭和57)年度から続く市民参加型の取り組みで、悪天候による日程延期のケースはあったものの中止は初めて。本年度は事業計画の一部を縮小して取り組むこととなり、同ロード運営委員会の千田晴郎委員長(66)は「今まで市民の力を借りて取り組んできただけに残念」と声を落とした。植栽は業者に委託する。

 82年度、同バイパスの4車線準備用地に地域住民たちが花を植えたことがきっかけで始まった活動。住民や自治体、企業などの関係機関で同運営委を立ち上げ、水沢地域の北の玄関口を花いっぱいに彩って、通行するドライバーの目を楽しませている。
 植栽作業は、例年6月上旬の土曜日早朝に実施。昨年は、市民ボランティアや老人クラブ、地元児童ら約400人が参加して約500メートル区間にラベンダーやマリーゴールドなどの花苗合計約1万本を植えた。
 新型コロナの感染防止が求められている中、同運営委は今月11日の本年度総会で、市民が参加する形での植栽作業の中止を決定。ラベンダーとコキアの2種類約400本の植栽は業者に委託する。例年7月上旬に行っているラベンダーの摘み取りは開催を検討中だが、同下旬の除草作業は中止が決まっている。
 千田委員長は「感染拡大が懸念される状況なので、やむを得ないとはいえ非常に残念」と肩を落とす。事務局の市都市計画課は「毎年市民の皆さんと植えた花が輝いているのを見るとうれしい気持ちになっていたが、花が少ないフラワーロードは奇麗な景観を思い出してしまい寂しい」と話していた。
写真=1982年度の活動開始以来初めて全体作業の中止が決まった水沢フラワーロード


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