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胆江日日新聞
pickup : マスク熱中症ご注意! 医師が指摘 熱こもりリスク増 状況によって着用不要(新型コロナ)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2020-05-27 09:37:24 (481 ヒット)

 新型コロナウイルス感染症対策の一つとして、さまざまな場面でマスク着用が求められている。国の専門家会議が提言した「新しい生活様式」の実践例にも盛り込まれ、マスク姿は当たり前の光景となった。一方で本格的な夏を前に、熱中症の危険性が増すとの指摘も。奥州医師会の関谷敏彦会長は、予防策を継続しながら夏場と冬場で使い方を分けるよう促す。

 実践例では、感染防止の基本として(1)身体的距離の確保(2)マスクの着用(3)手洗いーーの3点が挙げられた。25日に全国で緊急事態宣言が解除されたものの、感染拡大の第2波、第3波の到来が懸念される。引き続き密閉・密集・密接の「3密」回避や手指消毒、マスク着用などの対策が必要だ。
 多くの人がマスクを着けて過ごす夏が間もなく到来する。ここで心配されるのは熱中症。奥州金ケ崎消防本部によると、昨年4月29日ー10月6日に熱中症とみられる症状で99人が搬送された。うち1人が亡くなり、6人が重症、50人が中等症だった。
 関谷会長は、顔の半分近くをマスクで覆われることで熱がこもり、熱中症のリスクが一層高まると指摘する。実際、マスクをしながらの畑仕事に息苦しさを訴える患者がいるという。
 「夏場は農作業や運動の際に、空気が流れていて人が密集していなければ、マスクを着けなくてもよいと思われる。それよりも熱中症が心配。自宅内では、家族に感染者がいなければ必要ない」と強調。反対に冬場は、インフルエンザを含めた予防の面から外仕事や運動などでも着用を推奨する。
 市教育委員会は、児童生徒に学校でのマスク着用を指導しているが、体育の授業では外すことを認める。体育館でも換気した上で、距離を取るなどの対応によりマスク無しでの活動を可能としており、今後あらためて確認する。
 関谷会長は他に▽3密は一つでも感染リスクがある▽マスクはひもやゴムを持って取り外し、放置しない▽施設内に入る時だけでなく出る時も必ず手指消毒剤を利用▽買い物でむやみに商品を手に取らないーーなどの予防策も呼び掛けている。
写真=日常で着けることが定着したマスク。夏に向け状況に応じた利用を考える必要がある


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