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胆江日日新聞
pickup : 3月閉園の小山西幼稚園 思い出「ずっと心に」 事業委が記念碑建立(胆沢)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2020-06-01 09:38:40 (264 ヒット)

 今年3月に閉園した胆沢の市立小山西幼稚園に建立された記念碑が31日、お披露目された。敷地南側の一角に設置した記念碑には「ずっと心に」との文字を刻み、地域と共に歩んだ32年の記憶を大切に語り継いでいく。澄み渡る青空の下で除幕し、関係者が笑顔を広げた。

 3月の閉園式は新型コロナウイルス感染防止のため規模が縮小され、その後に予定していた思い出を語る会も中止を余儀なくされた。歴代PTA会長や卒・在園児の保護者らで構成する閉園事業実行委員会は、制作した記念碑を式後に披露する予定だったが、コロナ禍で機会が失われていた。
 31日、実行委の高橋賢委員長や渡辺清美・元園長、初代PTA会長で市議の渡辺忠氏、市教育委員会職員ら関係者が集まり、記念碑の完成をあらためて喜び合った。集まった寄付金を充てた事業費は約20万円。御影石で作られ、高さ約90センチ、幅約50センチ。思いを込めたメッセージとともに園章も配置した記念碑で、市に寄贈した。残金は、統合した市立小山東幼稚園に寄付するという。
 渡辺元園長は「32年間にわたり小山西幼稚園が愛されてきたことを感じ、ありがたく思う。将来的に建物がなくなったときにも、この記念碑が思い出をひも解くよすがになる」と感謝した。
 高橋委員長は「皆さんの協力により記念碑を建てることができた。子どもたちが大人になったときにも、通っていた幼稚園がここにあったことが分かるようにしたかった。ずっと心に残り、忘れないようにとの思いを込めた」と笑顔を見せた。
 同園は88(昭和63)年4月、胆沢小山の二の台児童館と大畑平僻地保育所、西堀切幼稚園を統合し誕生。園児数の減少に伴い閉園し、本年度からは市立小山東幼稚園に統合され、新たな時を刻んでいる。
写真=建立された閉園の記念碑を囲む関係者ら


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