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胆江日日新聞
pickup : 民営化に向け増資 株主総会で承認 19年度、売り上げ過去最低(三セクのひめかゆ)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2020-06-27 09:38:26 (244 ヒット)

 市の第三セクター(株)ひめかゆ(代表取締役・小沢昌記市長)の第29期定時株主総会は26日、胆沢若柳の焼石クアパークひめかゆで開かれ、民営化に向け新たに2000株を増資する議案が承認された。全て発行すれば、市の持ち株割合は現在の56・2%から28・1%に下がる。売上高は過去最低の約2億7400万円で、繰越損失が約5300万円に膨らんだ19(令和元)年度事業も報告された。

 総会には、株主81人のうち委任状を含めて48人が出席した。
 新規募集株式は2000株を上限に発行し、1株当たり2万5000円を最低額とする。同社が現在発行しているのは2000株。このうち筆頭株主の市が1124株、78個人が計855株を保有する。
 市は当初、持ち株割合を可能な限り減らそうと保有株の一部売却を考えていたが、同社には増資と経営の立て直しに力を入れてもらうため売却しない方針だ。あいさつで、小沢市長は「(株)ひめかゆには市の関与が全くない状態で民営化してほしいとの思いはあったが、株主や市民の気持ちを受け止めた。市として増資に同意し、今ある株を保有したまま後方から支援していく」と述べた。
 19年度は、6月の新緑や10月の紅葉シーズンが低調だったことに加え、2ー3月には新型コロナウイルス感染症で壊滅的な打撃を受けた。売上高は過去最低を記録し、経常損失約2743万円を計上。当期純損失は約2746万円で、4期連続の単年度赤字となった。
 任期満了に伴う取締役7人の選任も承認。総会を休憩し開催された取締役会で、代表取締役に小沢市長、専務取締役に渡辺和也氏が再任された。小沢市長は「ひめかゆの再建に向け、大きな力を注いでいきたい。取締役が中心となり、会社が立ち上がるための努力をしっかりしていきたい」と決意を示した。
写真=民営化に向けた増資の関連議案などが承認された(株)ひめかゆ定時株主総会


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