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胆江日日新聞
pickup : 施設使用料と減免基準見直し 引き上げ案 反発強く 5会場巡る説明会終了 「時間が必要」の声も(市)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2020-08-02 09:36:36 (232 ヒット)

 施設使用料と減免基準を見直し、来年4月に新料金の適用を目指す市は、7月31日まで市内5会場で住民説明会を開いた。使用料の単価を現行水準から10%程度引き上げる方針を示すが、新たな負担増に一部市民から強い反発が上がった。市は、受益者負担の適正化を図り財政健全化につなげるため理解を求めたが、「議論の時間が必要」との声も聞かれた。

 見直しの基本方針は▽使用料単価の約10%引き上げ▽類似施設の料金設定区分(算定基準)を可能な限り整理・統一▽減免割合を縮小し、ほぼ半額負担(暖房や照明などの付加使用料は全額負担)に改めるーー。基本、付加両使用料が全て免除されるのは、市の主催・共催行事や放課後児童クラブ、市内小中学校・幼保施設の活動、地区振興会などの地区センター使用時に限られる。
 住民説明会は7月27日夜に市役所本庁で始まり、同31日の前沢総合支所で終了。市は今月上旬に使用料等適正化調査検討委員会を開き意見聴取し、市議会9月定例会に条例改正案を提出したい考えだ。
 開催2会場目となった市役所江刺総合支所には、利用団体の代表者ら約90人が集まった。趣味サークルを中心に「大人数の団体でなければ参加者の負担が大き過ぎる」「活動を辞めようかという話が出ている」と不満が噴出。スポーツチーム代表者は「保護者の負担が増し、離れていく子もいるのではないか」と不安視した。
 「まずは税金の使い道の精査を」「市長や職員の給与カットを同時に行うべきだ」との厳しい意見も。説明会から決定までの期間が短いとして、「議論する時間が欲しい」「周知はできても了解は得られない」といった指摘があった。
 桂田正勝行政経営室主幹は「これまで市で負担してきた使用料を、広く薄くだが市民の皆さんにも負担していただきたい。人数が少ない団体に、どう支援していけるか考えたい」と答えた。
写真=施設使用料と減免基準の見直し案について、さまざまな意見が出された住民説明会=7月29日夜、江刺総合支所


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