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胆江日日新聞
pickup : 農業活性化 地域挙げ 水沢真城産ひとめぼれ 魅力PRへ日本酒造り 地元有志 組織立ち上げ(実行委)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2020-09-12 09:39:40 (223 ヒット)

 水沢真城地区の住民有志らは、地元農業を活性化させ魅力を広めようと、真城産ひとめぼれを使った日本酒造りを計画している。来年2月の完成を目標にしており、今後は原材料の確保に向け地域内の営農組織らに働き掛けていくとともに、ラベルの公募などを通し地域を挙げての活動へと発展させていきたい考えだ。

 新型コロナウイルス感染症の影響で地域行事の中止が相次ぐ中、地元の精神的疲弊を和らげ、元気を取り戻そうと企画。提案者で同地区振興会副会長の菅原亮一さん(65)が会長となり、8月3日に「真城産ひとめぼれで日本酒づくり実行委員会」が発足した。
 第2回委員会は9日、真城地区センターで開かれた。会員ら15人が参加し、醸造する酒の種類や日程、原料米の取りまとめ方法などを協議した。
 菅原会長はあいさつで「今年の稲も順調に育っていると聞いている」と出来秋に期待。「米の消費量が落ち込んでいるというデータもあり、地域農業としては油断できない状況の中で立ち上がったこの取り組みをより良いものにしたい」と話した。
 日本酒の醸造は、前沢の酒造・岩手銘醸(株)(及川啓子代表)に協力を依頼。「特別純米」の醸造酒として真城産の原料米約1トンから新酒1500本を造る計画だ。
 原料米の確保方法について協議では、個人から支援を募る形では、住民全体に企画の意図が正しく伝わらずに取りまとめが困難になる可能性を予想した。地域内の営農組合を通して原料米を確保する考えで、併せて住民向けに企画意図を説明するチラシを準備することなども決めた。
 協議の中で委員から、「真城の住民皆で造ったという形を大切にしたい」という意見が出された。広く住民が関わる機会を設けるため、商品名とラベルデザインを地域公募する意向で、今月の広報配布に合わせて応募用紙を届ける予定。応募を踏まえ、同委員会で最終決定する方向で検討している。
 商品名とラベルデザインの公募を10月中旬、原料米確保は11月中旬を目途に完了させ、来年2月の新酒完成を目指す。地域住民らにおいしい地元の味を届けようと、委員らは意気込んでいる。
写真=真城地区センターで開かれた「第2回真城産ひとめぼれで日本酒づくり実行委員会」


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