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胆江日日新聞
pickup : 感謝伝える演舞 決意 甚句まつり伝統文化相伝式典控え 年祝連が合同披露会(江刺)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2020-09-13 09:35:48 (298 ヒット)

 「第47回江刺甚句まつり 伝統文化相伝式典」の「踊り・お囃子合同披露会」が12日、江刺大通りの江刺体育文化会館(ささらホール)で開かれた。21日の本番を前に、本年度の江刺42歳年祝連緋勇陣(ひゆうじん)(小沢正直会長)と、25歳年祝連結碧蓮(きおうれん)(菊地凱会長)が特注の衣装をまとい、江刺甚句とオリジナル楽曲に合わせて演舞を発表。新型コロナウイルスの影響で開催が延期される中でも支えてくれた地域に感謝を届けようと、決意を新たにした。

 江刺甚句まつりは、同まつり実行委員会(委員長・小沢昌記市長)が主催し、例年5月3ー4日に江刺の大通り公園を主会場に繰り広げられている。今年は新型コロナの影響で延期となっていたが、8月11日に開かれた同実行委で今月21日に別会場で規模を縮小し開催することを決定した。
 披露会は、本番を前に仕上がりを見てもらおうと、両年祝連が主催。結碧蓮33人と緋勇陣45人が出演し、小沢市長や各団体の指導者、水沢や前沢の厄年連など来賓約70人を前に演舞を披露した。
 結碧蓮の衣装はグラデーションをつけた青が鮮やか。仲間と地域のつながりを大切にしようと表現した「束ね熨斗」や、本来の開催月に見ごろを迎えるクレマチスの花があしらわれている。オリジナル曲「響心蘭舞(きょうしんらんぶ」に合わせ衣装をなびかせながら威勢よく舞った。
 緋勇陣は、火消しをイメージした半纏を採用。年月とともに味わいが出るようプリントではなく染め物で製作した。明るい乾鮭色を基調とし麻の葉柄の手ぬぐいも腰帯に巻いた。創作曲「江刺愛歌」が流れる中、男女別のパートを交えながら息を合わせて踊った。両団体はアンコールに応えて創作演舞を披露し、会場を大いに沸かせた。
 小沢市長は「空の青と桜の色の衣装での演舞は素晴らしいハーモニー。普段とは違う経験の中で研さんしてきた皆さんなら、まつりを未来へつなげてくれると思う」と期待を込めた。
 結碧蓮の菊地会長(23)は「ようやく動けるという気持ち。例年とは違う開催で不安もあるが、新型コロナを吹き飛ばすくらいの気持ちで踊りたい」と決意。緋勇陣の小沢会長(40)は「披露会を終え一安心。本番では次世代への継承と地域への感謝を伝えられるよう元気よく発表したい」と笑顔を見せた。
写真上=躍動感あふれる演舞を見せた江刺25歳年祝連・結碧蓮
写真下=全身を動かし力強く踊った江刺42歳年祝連・緋勇陣


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