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胆江日日新聞
pickup : 鎮魂 終息願い込め花火打ち上げ 開催継続「思い出を」(江刺米里)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2020-09-15 09:40:09 (207 ヒット)

 江刺の米里振興会社会福祉部は昨年に引き続き「人首言の葉祈念花火」を実施した。コロナ禍でさまざまな地域活動が影響を受ける中、先祖の鎮魂や新型コロナウイルス終息への願いを込め12日夜、約230発を打ち上げた。米里地区センター事務長の竹内美紀さん(43)は「新型コロナで花火大会を開催するのも心配だったが、お年寄りが多い米里なので1年1年思い出を残したかった。来年も開催して米里を元気にしたい」と決意を新たにしていた。
 花火大会は昨年、震災被災地支援を続けるシンガー・ソングライターのしらいみちよさんが、人首文庫(佐伯研二館主)=江刺米里=でコンサートを開いたのがきっかけ。米里の夜空に、半世紀ぶりに大輪の花を咲かせた。今年はコロナ禍で開催が危ぶまれたが、鎮魂など花火が持つ本来の意味を考えた同振興会が開催へと力を尽くし、実現させた。

 花火は、亡くなった親族へのメッセージや本年度末で閉所する米里保育所の職員らがつづった地域への感謝などが読み上げられるのに合わせて、次々と打ち上がった。約230発の大輪が闇に包まれた地域を明るく照らした。
 夜空に輝く花火を今夏の思い出として焼き付けるとともに、絆を強めた地域住民たち。花火の打ち上げが終了すると、携帯電話のライトやペンライトを一斉に点灯して花火師へ感謝を伝えた。
 打ち上げを終え、「ライトの光を見て、いろいろな所から見てくれていたことが分かりうれしい」と竹内さん。地域の活性化へ、来年も取り組みを継続していきたい考えだ。今年は米里へ来られなかったしらいさんも「今年は残念ながら見に行けなかったが、空は続いている。来年は新しい音楽を携えて必ず再会したい」とメッセージを寄せた。
写真=住民の思いと共に米里の夜空に打ち上げられた花火


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