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胆江日日新聞
pickup : 永岡幼稚園を閉園に 住民説明で素案示す 存続希望、根強く(金ケ崎町教委)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2020-09-16 09:37:32 (203 ヒット)

 金ケ崎町教育委員会は14日夜、町立幼稚園再編計画を推進するための住民説明会を永岡地区生涯教育センターで開き、永岡幼稚園(伊東ミヨ子園長、園児14人)を21(令和3)年度末で閉園する素案を示した。異年齢学級の解消が今後も見込めず、同計画に基づく閉園措置となるが、参加住民はいずれも園の存続を求めた。町教委は10月に説明会を再度開き、保護者や住民の理解を得ながら来月中に推進方針を決めたい考えだ。

 町教委は18年10月に策定した同計画で、1学級当たり15ー25人程度を適正な規模と明記。園児数の増加が見込めなかったり、異年齢学級が解消されない見通しとなったりした場合、保護者や地域との協議を経て統廃合するとした。町内でも共働き世帯の増加や核家族化などで保育園の利用希望が強まる中、永岡幼稚園では17年度から4年連続で異年齢学級を編成している。
 保護者限定の説明会とは別に、14日に開かれた説明会には、子育て世代の住民3人が参加した。
 住民は「少人数でも幼児教育はできるはず。家から近い施設が無くなるのは不便。子どもを通わせる予定だったが、急な話で困る。もう一度検討してほしい」「保育園に通う子どもに来てもらうなど、いろんな方策を考えて残してほしい」などといずれも存続を要望。「あくまで存続が希望だが、閉園するにもせめて在園児が全員卒園するまで続けてほしい」との意見もあった。
 千葉祐悦教育長はこれらの意見に理解を示しつつ、「幼稚園教育の質を保つには一定の園児数が必要。皆さんに意見を寄せていただきながら、望ましい幼児教育を目指したい」と述べた。
 町教委は素案で、在園児の人数が多い現4歳児の卒園を待って閉園するため、来年度末の閉園が望ましいと説明。閉園に伴い転園する園児を少なくするため、今年11月からの新入園児の募集も停止することや、認定こども園南方幼稚園に統合させる考えも示した。
 町教委は、保護者や住民から寄せられた意見を踏まえて素案内容を再検討。10月に再び説明会を開き、同月中に同計画の推進方針を定める予定だ。
写真=永岡幼稚園の閉園素案が示された住民向け説明会


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