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胆江日日新聞
pickup : 江刺甚句まつり 晴れ舞台 感謝 誇り 次代へ 「春」断念も思い結実(えさし藤原の郷)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2020-09-22 09:36:38 (336 ヒット)

 第47回江刺甚句まつり(同まつり実行委員会主催)は21日、歴史公園えさし藤原の郷で行われた。新型コロナウイルス感染症の影響で春から秋に延期し、規模を縮小して開催。祭典の主役を担う江刺の42歳年祝連「緋勇陣(ひゆうじん)」と25歳年祝連「結碧蓮(きおうれん)」は、江刺各地でキャラバンを繰り広げながら舞い踊り、感謝と誇りを次世代へつなげた。

 同まつりは、例年5月3、4日に江刺の大通り公園をメイン会場に行われている。「甚句まつりの本来の流れを維持したい」との年祝連の思いを受け、年祝連の伝統継承に主題を置き、新型コロナ感染防止対策を講じた上で日時や会場、内容を変更して実施することとなった。
 正午の開会宣言で幕開けし、結碧蓮と緋勇陣が踊りとお囃子を披露。出演者は県内在住者に限定されたが、他県に暮らす同級生の思いを背負ったメンバーたちは最初からエンジン全開で舞い踊った。
 本年度の水沢42歳厄年連「煌羊会」、同25歳厄年連「琉子幻」、前沢42歳厄年連「結夢輝」も友情出演し、エネルギッシュな舞で会場を盛り上げた。
 国や県の感染症対策に準じ、来場者には入場ゲートで検温や連絡先の記入、マスク着用を呼び掛けた。入場者数を500人に制限したが、正午時点で約700人が集まり、入場ゲート前では約200人が待機の列をつくった。離れた場所にいてもまつりを楽しんでもらおうと、当日の様子が動画投稿サイト「You Tube(ユー・チューブ)」で生配信された。
 「晴れの舞台に立つ機会をつくってもらえた。全国的にみても異例なイベントの開催だが、コロナに負けずやれることを江刺で証明できればと思っている」と結碧蓮の菊地凱会長(23)。緋勇陣の小沢正直会長(41)は「フルメンバーで参加できず悔しい思いもあるが、支えてくれた人たちには感謝しかない。江刺の誇りある甚句を次につなげられるよう懸命に踊れた」と汗を拭った。
写真=規模縮小で開催した第47回江刺甚句まつりで、悔しさを晴らすように全力で演舞を披露する江刺42歳年祝連「緋勇陣」のメンバーたち


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