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胆江日日新聞
pickup : 地域の元気を発信! 舞台成功目指し13回目の船出 来年1月3回公演 「女ねずみ小僧」痛快に(市民文士劇)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2020-10-18 09:38:47 (179 ヒット)

 奥州市民☆文士劇実行委員会(高野誠司実行委員長)は、来年1月30、31日の2日間、江刺体育文化会館(ささらホール)で「女ねずみ小僧ー自粛の嵐をくぐり抜け、闇夜の屋根から御免あそばせ!ー」を上演する。13回目を迎える今回はコロナ禍でのかじ取りとなり、客席の数を減らしたり「3密」を避ける演出をしたりと感染拡大防止の工夫を凝らしながらの船出。17日夜、ささらホールでキャストとスタッフの顔合わせ会が行われ、「地域の元気を発信!」のコンセプトに立ち返り、舞台の成功を誓い合った。

 70ー80年代にテレビで放送された時代劇「女ねずみ小僧」シリーズを舞台化。江戸末期を舞台に、私腹を肥やす侍や暴利をむさぼる商人から盗んだ小判を貧民にばらまく義賊・女ねずみ小僧が主人公の痛快なストーリーを展開する。
 今回は、新型コロナウイルスの影響もありキャストやスタッフの公募を行わず、例年150人規模で行っていたのを100人ほどで取り組む。脚本は、第1回公演から関わる盛岡市の脚本家道又力さんが担当。演出は、盛岡文士劇などに携わる演出家吉田利成さん=盛岡市=が昨年に続き参加する。ゲスト出演者も例年は小沢昌記市長らが出演していたが、今年はナレーションも含め4人に縮小した。
 新型コロナ対策として、客席を従来の600席から半分の各回260席に限定。常時換気の他に上演の合間に換気休憩を取るほか、例年行っていたキャスト・スタッフ陣による観客の見送りは行わない。出演者らには稽古時にマウスシールドを着用させ、体調と行動履歴を記入してもらう。感染拡大状況によっては、無観客公演や公演中止も想定している。
 今月21日からキャストの練習がスタート。12月中旬に衣装合わせを行い、来年1月中旬から通し稽古などが本格化する。
 約70人が集まった顔合わせ会で、高野実行委員長は「実行していいものか相当悩んだが、市民文士劇の原点は地域に元気を発信すること。人数は縮小するが、舞台の質は維持したい。地域に元気を届けるため一歩を踏み出そう」と決意。演出家の吉田さんは「コロナ禍で芝居をやるのは、ただやりたいからやるだけでは何も生まれない。覚悟と責任を持って素晴らしい空間を生み出したい」と呼び掛けた。
 公演は、30日午後3時、31日は午前10時半と午後3時の全3回。全席指定で、前売り券(1500円)は11月29日から発売を予定している。問い合わせは、ささらホール(電話31・1607)へ。
写真=コロナ禍での船出を決意する第13回奥州市民☆文士劇の関係者たち


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