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胆江日日新聞
pickup : 3歳児の受け入れ停止→2年保育へ 保護者ら反発 市「検討し再度判断」(4公立幼稚園)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2020-10-22 09:37:24 (392 ヒット)

 市が示した4公立幼稚園の「2年保育」変更に対し、保護者や地域住民から反対の声が上がっている。20日まで開かれた地域説明会では、間もなく来年度の入園申し込みが始まる時期の発表に不満が噴出。これまで具体的な統廃合の協議がなされてこなかったにもかかわらず、3歳児の受け入れを停止することに反発が起こり、白紙撤回を求める意見が多く出された。市は先送りできない事情を説明しながら「検討し再度判断する」としており、対応を迫られている。

 対象は水沢の佐倉河と羽田、江刺・岩谷堂、胆沢・南都田の4市立幼稚園。来年度から3歳児を受け入れず、4ー5歳児の2年保育に移行する考え。胆沢の小山東と若柳の2幼稚園は3年保育を維持する。15ー20日に対象3地域で説明会を開いた。
 最後の会場となった市役所本庁には、約30人が集まった。佐倉河、羽田両幼稚園の保護者からは「事前に保護者の意見を聞かずに進めていて怒りが湧いてくる」「急過ぎる発表に困惑している。段階を踏んで行うべきだ」「将来的には廃園でも3年保育は続けてほしい」といった声があった。
 来年度の園児募集は11月2日に関係書類の配布が始まり、同20日から申請を受け付ける。来年度、3歳児入園を予定していた母親は「なぜ今の時期にいきなりと、ふに落ちない。他園を全く考えていなかったので、大変戸惑っている」と憤りを隠せない。広報10月号の園児募集に関する記事で、4幼稚園の3歳児受け入れ停止に一切触れていなかった点を疑問視する意見もあった。
 17(平成29)年度に策定した市立教育・保育施設再編計画では、完了目標の25年度までに全ての公立幼稚園の廃止が盛り込まれている。市保育こども園課の千葉達也課長は「不満が出るような進め方で申し訳なく、再検討の協議をしていく。再編全体のロードマップを作成し、案の段階で説明したい」と述べた。
写真=「2年保育」への変更に対し、保護者から反発の声が上がった水沢地域での説明会


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