岩手県胆江地域の情報を扱う地方紙。紙面リード記事、市町村や歳時記の紹介。
胆江日日新聞
pickup : 6次産業化で苦境打開 自社栽培農作物使い土産物やスイーツ 趣向凝らし活性化図る(金ケ崎・ホテルみどりの郷)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2020-10-23 09:39:11 (354 ヒット)

 金ケ崎町永栄のホテルみどりの郷(佐々木司社長)は、若手女性社員でつくるプロジェクトチームが中心となり、自社栽培のイチゴやリンゴなどの果物を使った新たな土産物の開発と販売に乗り出した。菓子やジャム、入浴剤など計6品を商品化。敷地内の温室で水耕栽培したレタスの販売も始めたほか、自社農園で収穫した珍しい品種のサツマイモを加工したスイーツメニューも併設のカフェで23日から提供する。新型コロナウイルスの影響で経営に打撃を受けたが、趣向を凝らした6次産業化商品で打開を図り、地域の活性化にもつなげたい考えだ。

 商品開発費の一部には、いわて産業振興センターの「いわて希望応援ファンド」からの助成金を充てた。
 商品開発は、20ー30代の女性社員5人が担当。リーダーを務めた農園事業部商品開発マネージャー、石川圭さん(30)は「地域で末永く愛される商品に育てたい」と意欲を燃やす。
 6品のうち、自社で栽培した果実を使った「ベリーの森いちごミルク団子」と「ブルーベリーバターサンド」は、ごますり団子で知られる松栄堂(一関市)と共同開発。9月から施設内で、いちごミルク団子を1箱8個入り756円、ブルーベリーバターサンドを1枚216円で販売している。
 イチゴやメロンなど3種の入浴剤(1袋25グラム・200円)も新たに開発。いずれも施設内の売店に陳列し、宿泊客らの評判も上々という。
 このほか、イチゴとブルーベリーを加工した3種の瓶詰めジャム、生マシュマロ、「焼きリンゴちっぷ」も既に完成。11月の販売開始に向けて準備を進めている。
 さらに女性社員らは、敷地内の温室で、レタスやメロンも新たに栽培。ミネラルの豊富な温泉水を生かした水耕が特徴で、レタスは1カ月で最大80ー100キロを生産できる。「サラダで手軽に食べてもらいたい」と、3種類を詰め合わせて産直来夢くん(水沢真城)で売り出している。
 さらにハロウィンスイートなどサツマイモ4品種やカラフルなジェムコーンなども栽培。敷地内で金・土・日曜日に営業するカフェ「ベリィ×ベリー」が、サツマイモやリンゴを調理したスイーツ2種を新たに考案し、メニューに加えた。
 佐々木社長(53)は「商品化を成功させるには女性の目線が大事。多彩な品々が完成しており、これから本格的に販売したい」と説明。「コロナ禍で客足が遠のき大きな打撃を受けたが、6次産業化商品で活力を見いだし、新しい道をつくっていきたい」と力を込めた。
写真=開発した商品を手に笑顔を見せるみどりの郷の女性社員たち


購読のお申込み
新聞広告掲載料金とサイズ案内
新聞掲載写真の販売
困ったときの問い合わせ先
随想・寄稿・文芸などへの投稿
リニアコライダー
胆江地方について
写真

当ホームページに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての著作権は胆江日日新聞社に帰属します。
〒023-0042 岩手県奥州市水沢柳町8 TEL:0197-24-2244 FAX:0197-24-1281

ページの先頭へ移動