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胆江日日新聞
pickup : 圃場整備 農家負担ゼロ 農地中間管理機構関連事業 胆江地区では初事例(金ケ崎町永沢)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2020-11-19 09:37:02 (253 ヒット)

 金ケ崎町永沢の大森・鳥の海上地区農地中間管理機構関連農地整備事業の安全祈願式が18日、現地で行われた。本格着工を前に、関係者が無事完工と将来にわたる農村振興を願った。胆江管内で同事業が実施されるのは、同地区が初めてとなる。

 同事業は県営で、2工区計33・3ヘクタール(大森工区17・8ヘクタール、鳥の海上工区15・5ヘクタール)の圃場を整備。事業費は9億5400万円に上る。事業期間は19(令和元)年度から24年度までの6年間。事業採択は昨年度で、今年9月末に着工した。地権者21人が設立した担い手組織が受益者となる。
 同事業では、農地中間管理機構から借り受けた農地の基盤整備を進める上で課題となる農地所有者の費用負担分を国が推進費として交付。その上で基盤整備を推進し、農地集積を加速させる。通常の基盤整備は国が事業費の50%、受益者が10%を負担するが、同事業は国が65%で受益者の負担がなくなる。残りは県と地元市町村が負担する。
 関係者約30人が出席した祈願式は、同地区農地中間管理機構関連農地整備事業施行委員会(高橋徳一委員長)が主催。くわ入れや玉ぐし奉てんなどの神事を行い、工事の安全に願いを込めた。
 県南広域振興局農政部農村整備室の佐々木剛室長が「より一層活力が満ちあふれた農業が地区で展開されることを願う」とあいさつ。小野寺正徳副町長が高橋由一町長の祝辞を代読し、「先人の英知と努力を引き継ぎながら地区の農業がさらなる発展を迎え、町の基幹産業として地域の活性化に大きく貢献すると確信している」と話した。
 高橋委員長は「多くの課題を乗り越え、無事この日を迎えられた。地区として百年の大計となる事業であり、一日も早い完工をお願いしたい」と謝辞を述べた。
 同地区の農地は、昭和40年代に非補助事業で整備されたが、10アール程度の小区画で、用排水路が土水路であることから、維持管理の労力が大きい。さらに農道が狭いため大型機械の通行が難しく、効率的な営農が困難だった。これらの課題を解決するために農業生産基盤を整え、営農や維持管理の省力化を図りながら地域農業の発展につなげていく。
写真=大森・鳥の海上地区の農地中間管理機構関連農地整備事業安全祈願式でくわ入れする関係者


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