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胆江日日新聞
pickup : 農業担い手 夢熱く 県立農大で県政懇談会 学生たち知事に訴え(金ケ崎)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2020-11-21 09:38:12 (198 ヒット)

 県は20日、金ケ崎町六原の県立農業大学校(菊池徹哉校長、学生97人)で、県政懇談会「いわて幸せ作戦会議in金ケ崎」を開いた。来春に卒業を控える同校の2年生7人が、「農業による自己実現とふるさと(岩手)への思い」をテーマに、達増拓也知事と意見交換。地域農業の担い手として活躍が期待される学生たちが、古里の振興に懸ける思いや目標、夢を語った。

 「幸福」をテーマに掲げる県の総合計画「いわて県民計画」(19ー28年度)の実現に向け、各地で開催。達増知事が各分野の県民の声を直接聞き取り、県政に反映させる目的で実施している。
 学生たちは、農業への思いを中心に、寮生活など充実した学生生活の現状も伝えた。
 農産経営科の佐々木佳陽さん(19)は大槌町出身で、卒業後は実家で米作りに励む予定。父親らが生産した酒米を地元の酒造業者に出荷しており、「人々のつながりを無くさずに農業をしたい。酒米生産を通じて沿岸地域の農業の発展や、地産地消の営農活動に貢献していきたい」と抱負を述べた。
 野菜経営科の武田幸大さん(20)は、卒業後に野菜や水稲を生産する紫波町の実家で就農する。自身はキュウリを担当する予定で、「栽培技術を追究し、トップレベルの農家になりたい」と主張。「身に付けた技術や知識を若い人たちに広め、紫波町内でキュウリ農家を増やしたい。自分が農業をやることで、地域活性化に少しでも貢献できれば」と願いを込めた。
 秋田県横手市の実家が果樹農家という佐藤日向さん(19)=果樹経営科=は、卒業後に地元で就農する計画。「岩手で築いた農家とのつながりを絶やさず、切磋琢磨できるよう交流を深めていきたい」と意欲をみせた。
 菅原菜那さん(19)は北上市出身。酪農経営科で、乳牛の飼養管理などを学ぶ。卒業後は弘前大に編入学し、専門知識をさらに習得するという。「慣れ親しんだ岩手県で働くことが、一番の地域振興となるはず。大学卒業後は畜産の盛んな地元に戻り、農業普及員になりたい」と夢を語った。
 達増知事は「農業に携わることが地域振興につながる。成功し収益を上げるとそれがさらに深まる。農業分野で自己実現を図れるよう、自信と誇りを持って進んでほしい」と激励した。
 奥州選挙区選出の県議4人に加え、県からは佐藤隆浩農林水産部長らも同席。新型コロナウイルス対策のため、出席者同士で2メートル程度の間隔を空けたほか、マウスシールドを着用した。
写真=達増拓也知事(手前左)に抱負を伝える県立農業大学校の学生


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