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胆江日日新聞
pickup : 投票所の見直し案 地区説明会始まる 来月2日まで25会場で(市選管)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2021-01-13 09:37:30 (182 ヒット)

 市選挙管理委員会(鈴木龍司委員長)が市内投票所を半減する方針を示している投票区再編計画案の地区説明会は12日、江刺の田原地区センターを皮切りに始まった。再編地域を対象に、2月2日まで計25会場で実施。市選管は、当日投票所の利用減や従事要員の確保が困難といった点を理由に挙げ、要介護高齢者らへの移動補助などの対応策を説明した。市民意見を集約し、3月下旬に計画を確定させたい考えだ。

 初日は、江刺の田原地区センターと衣川の自然体験ハウスの2会場で行われ、同センターには22人が集まった。新型コロナウイルス感染防止のため、行政区などが各種行事の開催を自粛していることから、振興会長や行政区長、民生児童委員のみに説明会の案内を出した。対象地域の1万6000戸以上にはアンケートを配布し、意見を募っている。
 市選管は見直しの背景として▽期日前投票の普及による当日投票所利用者の減少▽投開票所の従事要員の確保困難▽新型コロナ感染対策のため広い空間を用意する必要があるーーといった点を挙げた。
 今後さらに期日前が増えれば、相対的に当日投票率が減少すると推測。従事要員については、有権者が少ない所での投票管理者・立会人選出が難しく、選挙事務を行う市職員も行財政改革で大幅に減り、従来通りの配置が困難になってきているとした。さらに有権者と選挙要員の3密を避けるため、広い施設を確保しなければならない。
 再編では地区センター区域を基本に、1投票区の有権者数がおおむね5000人となるよう調整。現行の84カ所から42カ所に半減させる計画案をまとめ、昨年11月に公表した。22(令和4)年3月に任期満了を迎える市長・市議選から適用する予定だ。
 再編に伴い、投票所が遠くなり投票率の低下が懸念される。懸案事項を解消するため、▽旧投票所への臨時期日前投票所の開設▽移動が困難な在宅の要介護高齢者や障害者らを対象にタクシーなどでの無料送迎を検討▽期日前投票所の増設ーーなどを提案した。
 参加者からは、再編後に投票率が低下した場合、元に戻すのかといった質問が出た。鈴木委員長は「配慮すべきは交通弱者への対応で、そのために旧投票所への臨時期日前の開設や移動補助を考えている。投票率が低下しても、元に戻すことは今のところ考えていない」と答えた。
写真=投票所の再編計画案が説明された地区説明会=田原地区センター


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